リトルナイトメアもDLC 2とDLC 3でひとまず完結
リトルナイトメアのDLC第2弾『The Hideaway- ひみつのへや-』とDLC第3弾『The Residence-静寂のアトリエ-』をまとめてプレイしました。
もちろんネタバレありなので御注意を。果たして『ランナウェイ・キッド』は脱出できるのか!彼の運命は如何に!
DLCで明かされた真実
DLCは本編と比べるとパズルやアクションが強化されました。ホラーゲームとしての質は上がりました。
ただ謎解きが複雑になりテンポは悪くなった気もします。追いかけっこが無くて勢いに欠けるのも原因でしょう。
さて『ランナウェイ・キッド』は『ノーム』となり『シックス』に食べられる最期を迎えました。本編で他と違って逃げずにソーセージを差し出す『ノーム』に違和感を覚えました。まさか『キッド』が正体だとは驚きです。
彼は生まれたての『ノーム』なので生き延びるために必要な、まず逃げるという考えを持たなかったのでしょう。
それにしても『レディ』が変えてるにしては『ノーム』の数が多すぎるし、口封じで『ノーム』にする必然性も無いです。もしかすると『ノーム』は『モウ』が生み出しているのかも知れませんね。
衝撃の結末でしたが期待した答えは用意されていませんでした。『シックス』脱出の裏話に過ぎず『レディ』や『シックス』の正体に迫ったとは言えず残念です。
恒例の映画ネタ
本編やDLC1と比べると演出面では大人しくなっています。DLC2や3にもゲストの群れに追われるシーンみたいなパワー感じる演出が欲しかったです。
The Hideaway- ひみつのへや-
『ノーム』と力を合わせ脱出の為に動力を動かす流れは王道の脱出系。暗闇の中で怪物の真横を通り抜けるシーンが今回のハイライト。
この手の演出は数が多くて、これといった作品が思い浮かばない。視力を持たないモンスターの代表と言ったら『トレマーズ』シリーズでしょう。
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視力を持たず振動を感知する巨大ミミズ。マンネリ打開の為にシリーズが続くにつれ熱やら電波を感知したり苦慮していました。
The Residence-静寂のアトリエ-
『レディ』の眷族らしき影の小人が主役のステージ。物陰から覗いてる顔が印象的で不気味と言うかゾッとする。『呪怨』っぽさある。
パズル要素が多かったDLC2と一転かわってアクション多いです。プレイして私の脳裏に浮かんだのは群れるタイプのモンスター映画。影の小人は人形ですけど動きが完全に動物です。
当てはめるなら金字塔『エイリアン』シリーズ。特にイメージしたのは火炎放射で戦うリプリーさんの姿です。というのも倒すためにライトを当て続ける必要があったからです。
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後ろに下がりながら「こっちくんなああ!」とライトを振り回し、戦いながら扉を開け、最後は振り切って逃げ込む辺りはモンスターパニックの王道です。
最後に
『リトルナイトメア』は魅力的なビジュアルと王道のホラーイベントに溢れており、短いながらも楽しくプレイ出来ました。
意外だったのは『実況プレイ』で人気を博した点です。普段ホラー映画を見ない人には王道のホラー演出の数々は新鮮に映ったのかも知れません。
一般的にホラー映画やホラーゲームって全体で見ると人気無いですからね。ブログで紹介した映画を見てみたいと言う人が居て嬉しいです。
DLCも終わり一区切りとなりましたが、コミック版で語られている5人の子供の物語も中々魅力的ですし、続編または関連作品に期待しています。
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