映画にもなった人気FPS
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2016/05/19
- メディア: Video Game
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DOOMはFPSの古典とも評価される存在。その暴力的で刺激的な作風は多くのFPS作品に影響を与えた。その人気から遂には映画も作られた程だ。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: Blu-ray
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DOOMが描く純粋なシューター
走り、跳び、撃つ。これこそがFPSの楽しさだ。芋が~芋が~と不満をぶちまけている人も多いCoDの姿を考えると古典的FPSであるDOOMの復活は当然か。
DOOMは動き回るプレイヤーが有利になる作品だ。基本としてリロードは存在しないし、ライフの他にアーマーの概念があり硬めなので弾を避ける価値も高い。
なにより重要なのがライフとアーマーそして銃弾を得るために動き回る必要がある点だ。撃ち合ってアイテムを確保し次に備えなければ勝ち続けられない。
緑がアーマーで青がライフ。そして黄色が弾薬だ。
十分にアーマーを確保出来れば能力差を埋める事ができるし、強力なデーモンへと姿を変えれば敵を一方的に蹂躙することも可能だ。
ルーンを拾うと…
その身にデーモンを宿すことが出来る
βで変身できたのはトップを飾ったこのデーモン
SnapMapがカギになる
走り回り撃ち合う楽しさは他のFPSより優れている。しかし、全体で見るとシューターとしては平凡ではある。
スピードはもう一味欲しいし、MAPもぱっとしない。魅力的なキャンペーンと比べマルチプレイは地味過ぎる。ひたすらに地味なのだ。
しかし、これは当然なのかもしれない。DOOMではユーザーがコンテンツを作成できるSnapMapモードがある。
きちんとした撃ち合いのシステムを用意すれば、後の細かい所はユーザーが創り出してくれると言うわけだ。
FPS最大の課題である『クソMAP』からの脱却はプレイヤーにとって喜ばしいことだ。武器バランスは改善できても『クソMAP』はどうしようもない。
多くの作品が同じMAPで複数のルールを遊ばせる関係上で、多くの『クソMAP』を量産してきた事を考えるとDOOMは希望に満ちている。
平凡な対戦FPS
少し復活が遅かった。CoD:AWやCoD:BO3が出る前なら、同時期にオーバーウォッチが出なかったら、DOOMのマルチプレイは頭角を現したであろう。
しかし、現実は厳しい。DOOMはレインボーシックスの様な革新性もないし、BO3やオーバーウォッチの様な豪華さもない。魅力あるキャンペーンとは違いマルチプレイは求心力が足りない。
といっても噛めば噛むほど味が出るスルメゲーになりそうな気配だし、国内でも無規制を果たした期待のキャンペーンもある。
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話題作が並び激戦となる5月じゃなければ・・・と愚痴が出てしまう作品だ。