その2では演習風景です。ヘリは爆音で砂は舞うし日差しは強く猛烈な暑さで実際は散々な目に遭っているわけですが、実弾演習なので見ている最中は殆ど気にならないんですよね。それどころじゃないって感じ!
演習は自衛隊員の技術披露と「戦闘」を想定した演習が行われます。上陸した敵軍に対しての制圧が目的です。
先ずは偵察ヘリの「ニンジャ」が敵軍の戦力を偵察!その高い運動性を見せつけてくれます。BF4では偵察ヘリなのに何故か戦闘ヘリより強いですけどね。
続いて戦車による制圧射撃!
ちょっと的当てするくらいでしょ?そう思ったあなた!そう言っちゃあそれまでなんですが、実際に戦車砲が空気を揺らし音が体が震わすのを体験できる機会は中々ありません。リアルな砲撃を体験できます。
凄い煙ですね!手前の的だと思いました?現場にいた自分もそう思いましたとも!当たり前ですが実戦でそんな近くは狙わない!BF4でも頼りになる人は長距離狙撃でどんどん制圧してくれます。見習いたいものです!
ちなみに、この年の目玉だった国産の10式戦車は中々のチート性能です。
サスペンションによる効率的な反動吸収を行うことで軽量化を達成してます。これにより高い機動力を獲得しており戦車の癖に「ドリフト」出来る上に、高性能の自動照準システムを搭載しているので「スラローム射撃」が可能なんですね。つまり、蛇行しながら撃って当てられると言うこと!揺れていても照準が合った瞬間を感知して人の手を介さず自動で精密射撃出来るとか。
オマケに条件が整えば10式戦車同士で情報共有することで同一目標に対するオーバーキルを避けられるそうです。これにより無駄弾を減らし効率的な攻撃が可能なんですね。
さすが日本。高機能便座を開発する国!戦車も高機能だ!
そして残念画質ですが10式戦車のスラローム射撃動画です。
2012「そうかえん」10式戦車によるスラローム射撃 - YouTube
映っていないですが実際は2台による同時射撃なので発砲音が二重に聞こえてます。短い動画ですが発射で空気が震えるという事が伝わってくれると信じてます。砲身から出る炎にも驚きました。
BF4の戦車が発する音は本当にリアルです。ヘッドセットで聞くと「そうかえん」を思い出します。このレベルのゲームがしたくてPCゲームをやる人達の気持ちも分かるっていうものです。それがPS4でも出来るようになるとは素晴らしい時代になったものですね!
演習でも航空機達は大活躍です。
戦闘ヘリのアパッチが機銃掃射を行い敵地上部隊を攻撃!
戦闘ヘリのコブラも戦車に随伴する形で登場。
同時に歩兵の展開が行われます。
続いてヘリからの地上部隊の降下!大分高いですよね。救助活動でも行ってますが自衛隊員の皆様は本当にすごい。
ヘリによる車両の運送と投下。よく考えるとBF4司令官の車両投下は大分雑ですね。普通にそのまま落下させますから。
当然落下傘部隊も!BF4だと背の高いビルの周りでよく見かける光景です。
ちょっと気持ちよさそう。
ヘリが随伴し歩兵部隊の展開を支援。歩兵にとってヘリは本当に頼りになります!
敵の制圧は戦車だけの仕事じゃない!戦車以外の兵器達も実弾でその力を披露!
演習ではミサイルも発射されました。独特の飛翔音を立てながらあっという間の着弾でした。本当に運よく発射シーンが撮れました。普通は動画で撮影し切り出すそうですね。素人の私はそんな基本知らなかったです。自分は発射のたびにあたふたしてました(笑)
ミサイル撃たれたらお終いですね。BF4でも撃たれた時の危機感は凄い!
敵が制圧できたら終了です。最後に車両やヘリのお披露目。ずらっと並ぶ姿は壮観でした! 将来的にはBFでもこれくらい出来るの様になったりして!夢が広がります。
救助活動のニュースで見かけることが多い自衛隊ですが、こうした日々の訓練が非常時に力となっているのですね。先日の御獄山の噴火事故でも灰が舞う限界高度(ホバリング出来る限界の高さ)ギリギリの救出活動でその技術力の高さを示しました。世界でもトップクラスの技術を隊員の皆様は有しているわけです。ニュース映像では軽々しく行っているように見えますが墜落の危険性も高い命がけの救助活動だったわけです。本当にありがたい話です。
「そうかえん」のチケットは倍率が高く入手困難です、見たくても中々見れないですが興味があれば応募してみてはどうでしょう?
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