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Plants vs. Zombies:Garden Warfare2(プラントvs.ゾンビ:ガーデンウォーフェア2) βテスト感想

プラントvs.ゾンビ:ガーデンウォーフェア2(PvZ:GW2) βテストのプレイ感想

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 苛烈極まるゾンビの侵攻に敗北したプラント達。街はゾンビに支配されてしまう。しかし、敗走したプラント達は力を蓄え反撃のチャンスを伺っていた。そして時は熟した。希望のひまわりが咲くとき、プラント達の反撃が始まる。

 全年齢層が楽しめ高い評価を得たプラントvs.ゾンビ:ガーデンウォーフェア(通称プラゾン)は、初心者も楽しめる様に配慮が行き届いたゲームであり感銘を受けたものだ。 基本は前作と変わらないので未プレイの方は以前の記事を読んで貰えば、どんなゲームか分かってもらえるだろう。

 

k456.hatenablog.com

 

 今回βテストをプレイしたプラントvs.ゾンビ:ガーデンウォーフェア2(PvZ:GW2)は正当進化と呼ぶに相応しい姿をしていた。

・グラフィックの向上

・新キャラ・新MAPの追加

・拠点となるバックヤードの採用

・各種プレイモードの両陣営対応

 

 プラゾンの売りは子供にも人気のキャラゲーのみに許された他作品へのオマージュだろう。下手するとパクりと非難されそうな物でも笑って許されてしまう。

 そこで他の作品の良い所を真似てプラゾンの世界に落とし込んできた。小ネタも多く投下されるロボットやヤギの様な何処かで見た気がする要素に事欠かない。 PvZ:GW2は全てを超える。

 

拠点となるバックヤードを搭載

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 プラントとゾンビの拠点。そして中央にAI戦が楽しめる広場を備えたバックヤード・バトルグラウンド。今回はメインメニューでキャラクターカスタマイズや各種データの確認だけでなく、練習を兼ねたAI相手のミニゲームまでも出来てしまう。

 人気ゲームDestinyのホームを真似ておりボードで各種チャレンジの受注も可能になり4人パーティで散歩だって出来てしまう。ガーディアン達はここに集いパーティを組みワープゲートを通じて各戦場へと赴くのだ!

 

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 メインメニューとなるバックヤードは作り込まれている上に広い。プラゾンの世界を気ままに歩けるだけで楽しい。

新たな仲間とMAP

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 今作では従来のルールに加えプラントが攻めゾンビが守るルールも追加された。最終拠点でのユニークな勝利条件は今回も健在であり、最終局面でお祭り感を存分に楽しめる。

 

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  ゾンビの施設は月面にもある。月を舞台に巨大なピンボールで雌雄を決する!なんでピンボール?そりゃクレイジーだからさ!

 

 防衛と攻撃に特化したキャラクターだった前作。攻守の逆転に伴い両サイドに新たなキャラクターが追加された。βテストの感想を交えながら新たな仲間を簡単に紹介しよう。

シトロン

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  機動力と防御力を兼ね備え戦線を押し上げる重要なキャラクター。前面に展開するシールドと範囲攻撃のでじわじわ押し上げたり、球体へ変形し高い機動力でかき回すことも出来る。βでは氷属性を持つ冷凍ミカンが猛威を奮った。

 

ローズ

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  テレポーターを設置できる魔法使い。魔法で敵の動きを遅くしたりヤギの姿に変え敵の戦闘力を削ぎ落とすことに長けている。弾速は遅いが追尾性能がある「曲がる弾」が最大の特徴。

カーネルコーン

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  弾幕はパワー!二本のコーンから繰り出される粒で敵を薙ぎ払うガンマン。強力なミサイルや爆撃も使える火力に優れたキャラ。射撃音も気持ち良くて使っていて楽しい。

 

インプ

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  プラゾンの癒しキャラひまわりの対抗馬。本体は敵の拘束と範囲攻撃が強力だが体力が50と低い。彼の真価はロボットを呼び出し乗り込んだ時に発揮される。キャラクターによって乗り込むロボットの姿や性能が異なる。今作の顔となる主役キャラ。

 

スーパーブレインズ

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  ゾンビの街を守るヒーローは素早い連続攻撃を中心とした肉弾戦が得意。回転ラリアットや飛び蹴りの他にも、腕からのビームや波動拳と言った遠距離攻撃も使える。基本キャラはちょっと弱い印象。

 

キャプテン・デッドバード

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  腰撃ちはショットガン(フォークだけど)構えるとスナイパーという変則的なキャラ。爆発し周囲にダメージを与える樽。鳥型のドローン。高威力の大砲が使える距離を取って戦うサボテン枠。今作もドローンは強い。

 

 

これは新しいプラゾンである

 名前の通り人気FPSであるCoDを意識している訳で、PvZ:GWからPvZ:GW2への変化はCoD4:MWからCoD:MW2への変化を彷彿とさせる。 

 CoD:MW2の様にシンプルな作品を進化させるには爆発で派手さとお祭り感を演出するのが一番てっとり早い。お陰でPvZ:GW2は盛り上がるし間違いなく面白い。 

 ただ、シンプルだからこそ成り立っていた味わいは薄れてしまった感はある。人によっては最初は「ちょっと違うな」と感じるかもしれない。大丈夫、すぐに慣れるよ。 

 それより問題なのは日本版のアナウンスが無いことだ!公式Twitterは日本も同時発売と言っていたので安心していた。 

 しかしβテストの時に日本もやってるはずだよ!ストア探してね。と言い出したのでヤバそうだ。日本は結局βテストに参加できなかった。どうなってるEA-Japanよ! 

 発売日に欲しければ海外版を買うことになりそう。