キャラゲーの枠を壊したアーカム・アサイラム。前作を越える内容で更なる飛躍を遂げたアーカム・シティ。そのシリーズ三部作の有終の美を飾るアーカム・ナイト。
日本では余り話題にならなかったシリーズだが、最近PS4と共に注目を集めている。
作品ごとにストーリーは完結しているが、前作を知っている方が楽しめるだろう。そこで簡単に前作からの流れを記した。
また、バットマンの世界観を解説している電子書籍が無料で配信されている。興味がある人はこちらもどうぞ。
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アーカムシリーズのストーリーまとめ
バットマンをよく知らないが、アーカムナイトに興味を持った人の為にネタバレ抜きで簡単にまとめてみた。
バットマン アーカム・アサイラム
バットマン。彼はゴッサムシティを守るダークヒーローであり大富豪ブルースの裏の顔だ。
ブルースは両親を犯罪者に殺されており、犯罪者に対する強い憎しみを抱えている。彼はバットマンとして多くのヴィラン(悪役)を捕らえて服役させてきた。
暴力をもって暴力を制するバットマンにとって「不殺の誓い」は自分と犯罪者との違いを示す信念。
犯罪者を殺さないことが、社会的にだけでなくブルースにとって重要なポイントになっている。
冒頭でバットマンは宿敵であるジョーカーを捕らえて、凶悪犯を収容する精神病院「アーカム・アサイラム」に連行する。
しかし、それはジョーカーの罠だった。ジョーカーはハーレー・クィンと共に病院を占拠・職員を人質にとってしまう。
バットマンはジョーカーを再び捕らえ、人質の解放を目指す。そこに待ち受けるのは過去に捕縛され復讐を目論むヴィラン達であった。
バットマン アーカム・シティ
余りに犯罪者が多いゴッサムを管理するために新たな方法が考案された。
それは前作の舞台である「アーカム・アサイラム」と、スラム街「ブラックゲート」を統合・隔離した巨大刑務所「アーカム・シティ」計画である。
牢獄でなく犯罪者の街を作り、まとめて管理しようと言うのだ。
その結果としてヴィラン達が権力を握る無法地帯となった「アーカム・シティ」。その現状に反発したブルースは政治犯として投獄される。
こうして「アーカム・シティ」内に入り込んだブルースは、スーツを送らせバットマンとなり「アーカム・シティ」の内部調査へと乗り出す。
そこには病に犯された宿敵ジョーカーの影があった。バットマンは捕らえられジョーカーの血を輸血されてしまう。感染したバットマンは自身とジョーカーのために治療薬を探すことになる。
バットマン アーカム・ナイト
アーカム・シティで宿敵ジョーカーと決着をつけた1年後。ゴッサムシティは平和を手に入れようとしていた。
悪の象徴ジョーカーを失い力を失いつつあるヴィラン達。バラバラだった彼らはバットマンを倒さねば自分達の未来は無いと感じ結束。一斉蜂起し最後の戦いに挑む。
対するバットマンは新たなスーツとバットモービル。そしてサイドキックと呼ばれる協力者の力を借りて迎え撃つ。
そこに現れる謎の人物「アーカム・ナイト」。ゴッサムの未来を決める最後の戦いが始まる。
アーカムシリーズの魅力
アーカムナイトの見所の一つは総力戦であることだろう。多くのヴィランそしてサイドキックが勢揃い。
ファンには堪らない内容だ。じゃあ、ファン以外は楽しめないかと言うとそれは違う。
アーカムシリーズが評価された理由の一つに、バットマンを良く知らない人すらファンにさせた点がある。自分も本シリーズでバットマンの多くのキャラクター達を知った一人だ。
アーカムシリーズはバットマンを知らない人にもとても優しい。ヴィランの魅力や特徴を分かりやすく提示して「らしさ」を上手く表現してる。
それにより熱烈なファンから新規の人までバットマンの魅力を感じることができるのだ。
バットマン入門として最適であるアーカムシリーズ。良く知らないけれど興味がある人こそ、プレイする価値があると私は思っている。バットマンをよく知らないから・・・で避けてしまうのは余りに惜しい。
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