他人のプレイを見ていてたまにやっている拍手の様な動作のことだ。
金字塔となったCoD4MWでは様々な研究がされ色々なテクニックが生まれた。
武器チェンジはその1つである。
その意味はADS移行速度の向上と銃身に隠れてしまう右側の視界の確保である。
ちょこちょこ走りにも言えるが、パークやアタッチメントで補正が出来ない作品の時は効果的だったといえる。
とは言え最近の作品じゃテクニックの差を埋める効果を持たせたパークが有るし、そもそも小技が無効になっているので重要度は下がった。
話を戻そう。武器チェンジの利点は視界の確保であると記した。ここで重要なのは「右側」であることだ。
FPSはミニMAPの様な情報は左側に配置され右側は銃身に隠されている。よって自然とプレイヤーの視点は左側重視になる。重要なのはそれだけではない。
人間の目は右から左へ動くものは捕捉しにくい様に出来ている。その為にマラソン等のスポーツの中継も左から右へと選手が動くように映されるのだ。
つまり銃身に隠れ無くても右から来る敵は見落としやすい。人間の機能的な面でも右側は死角となりやすいのだ。
似たような小ネタとして人の目は止まっている物を見付けにくいので、相手に見付かりやすい様にキャラクターが落ち着きなく動いてる事なども挙げられる。
武器チェンジを繰り返すと右側の視界は確保され、さらに動く銃身が自然と左に片寄りがちな視点の動きを引き戻し敵の捕捉を補助出来るのだ。(オマケ程度だがキャラクターの上半身の動きも固まる)
敵の捕捉が重要なルールでよく見かけるのはその為だ。(実際は他人のプレイを観る機会が多いだけ。頻度は下がるがどのルールでも使われている。)
ちなみに無理に真似る必要は無い。効果的だった過去作の癖でやっている人が殆どだ。
大事なのは右側は思っている以上に死角となっていると言うことである。壁を右側にするように動き、開けた左側を有効利用するのだ。
特に初心者は半時計回りでMAPを動こう。右側への注意を捨てることでミニMAPから情報を得る余裕が生まれる。
ミニMAPを把握できる様になってからMAP中央に出向く方が、デスも減って精神衛生上オススメだ。