指切り(タップ撃ち)のコツを紹介
FPSやTPSのシューターにおいて指切り(タップ撃ち)は、遠距離での撃ち合いで勝敗を分ける技術。エイム精度の差と合わせ初心者に立ちふさがる壁です。
指切りとは何か
指切りとは一定の間隔で射撃することで反動やクロスヘアの広がりを制御する方法です。多くのシューターでは撃ち続けると反動やクロスヘア(照準)の拡大により着弾点にバラツキが出ます。そこで射撃間隔を制御して銃撃の精度を高めるわけです。
まだ近距離ならフルオートで撃ってねじ伏せるプレイが可能ですが、離れるほどに的は小さくなり着弾点のばらつきが大きな影響を及ぼします。
そもそも指切りの目的って何でしょう。当てやすくすること?当たる様にすること?それならオート武器で無理にバースト撃ちするくらいなら、素直にバースト武器等に切り換えた方が良いです。コントロールミスすることも無いので安定します。
なら指切りの強味は何か。それは距離ごとの最適化が出来る点です。つまり距離に合わせて射撃間隔を調節して効率的に敵を倒せると言うことですね。近い時はレートを活かしフルオートで射撃し、遠くを狙うなら指切りをして的確に当てていく。そういった使い分けを心掛ける必要があります。
特に近年人気のバトルロイヤル系のゲームなどは拾える武器はランダムな上に交戦距離が広いので、戦える距離が短いと戦法の多彩さは望めません。先に見つけられても先手を取れず、狙撃されても反撃できないなら勝負になりません。
指切りのコツはダブルクリック
しかし、対象への距離や武器の特徴により操作が変わるので、具体的なアドバイスなどは難しいです。だから初心者は指切りすれば当たるよ、タップ撃ちしないからだよ、と言われても戸惑ってしまいます。
結局は自分で壁撃ち等を利用して目と感覚で覚えることになりますが、基準となる感覚が無いと武器ごとの特徴に合わせて指を動かすのは難しいです。
そんな中で共有出来そうな事が一つ有ります。それはダブルクリックです。
私はダブルクリックの感覚を使ってコントロールしています。自分にはダブルクリックの動作が最も精密であり再現性の高い動作だったからです。これって多くの人に当てはまると思うんですよ。
自分はダブルクリックを1単位としその間隔を調節する意識を持つことで安定性が増しました。どんな場面でもきちんと指が動きます。
私は上手く撃とうと頑張るより先に上手く指が動く方法から入ってそこから調節しました。最小弾数・最短時間で倒すような上級者程のコントロールは出来ませんが、手軽に制御できるので戦いに幅が出せます。
またPS4等のコントローラー使用時で大事なのはボタンの遊びを意識する事です。特にL2R2を使っている人はきちんと押し込めて無い事や戻しれない事があります。これではタップ撃ちしても安定しません。連打する事に意識が向かうと起きやすいミスで注意が必要です。
個人的な感覚ですと時折R2を軽く押し遊びを確認する事をオススメです。適度に指を動かす事で動きが滑らかになりますし、指でトリガーの遊びを覚えられます。しばらく指を動かさないとたまに固まる感覚があるので私にはR2の方が指切りしやすいですね。
最近はマウス使わない人も増えているそうですが、指切りがうまくいかない人は「ダブルクリック」を意識しながら試してみて下さい。