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- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2017/10/26
- メディア: Video Game
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『ARK:Survival Evolved』はMobile版も出る人気のサバイバルゲーム。『Minecraft』を代表とするサンドボックスと呼ばれるジャンルで、以前プレイ感想を記したが、改めて『ARK』の現状をお伝えすることにしました。
ARKに用意された多彩なゲームモード
プレイにおける基本的な流れ、魅力は以前記した感想を読んで下さい。
神ゲーかクソゲーか『ARK: Survival Evolved』プレイ評価・感想 - 人生はFPSゲーム。時々哲学。
ここでは、もう少しARKの遊び方について掘り下げたいと思います。と言うのもAmazonのレビューを始め手厳しい意見が多いからです。
ARKは大きく分けて三つのプレイスタイルが用意されています。マルチプレイで遊べるPvP(対戦)とPvE(協力)そしてソロプレイです。
モードによりゲーム体験として異なるので、レビューを参考にする際は注意が必要。
公式PvP(対戦)
ARK上級者向けのコンテンツ。プレイヤー同士のダメージが通り、他プレイヤーが所有する恐竜や建築物も破壊可能となっている。
他のプレイヤーと競いながら生活する緊張感と楽しさはPvEとは比べ物にならない。
ただ最も効率と人員が求められ、大規模トライブ(チーム)が支配する弱肉強食の世界である。初心者や後発組が楽しむには余りにハードルが高い。
公式PvE(協力)
プレイヤー同士のダメージが通らず、所有する恐竜や建築物も影響を受けない。トライブ内で物資や恐竜を共有して皆で一緒に生活できる。
穏やかにプレイできる一方で、恐竜の捕獲に関わるテイム倍率が基本値で時間が必要になる。
またプレイヤーによる土地の占有や、サーバーにおける恐竜の所有上限に達すると言った問題も抱えている。
ソロプレイ
公式サーバーと異なり各種設定が変更可能で、プレイスタイルに合わせカスタマイズできる。
公式と比べ時間と手間を掛けずに進められるので、プレイスタイルに合わせて遊べるのが強み。
この遊び方で楽しんでるゲーム実況者も多い様に感じます。
個人でサーバーレンタルしたりPS4をサーバー化すれば、ソロと同様の設定で他のプレイヤーと一緒に遊ぶことも可能。
不満点は改善されたのか
最近のゲームはアップデートによる改善が当然の御時世で、発売当初の不満点も改善されることも多いです。
そこで幾つかの不満点に関して言及しようと思います。ただプレイ環境の他にプレイルールやサーバー環境の違いがあるので、感想に個人差がある点は考慮して頂きたいです。
ちなみに筆者はSSDに換装したPS4Proを使用。海外サーバー(OC・NA)でPvEメインでプレイしています。
まだサーバーは不安定か
70人のプレイヤーと多数の恐竜が動くので仕方ない面もあるでしょう。
私自身はサーバー関連の被害を受けた事は少ないです。全体的に古いサーバーの方が最適化が進んでおり安定している印象。
それでも数回ロールバック(巻き戻り)を経験しましたし、時々サーバーから落ちたりします。
またMAPが広いからかラグナロクはロールバックを起こす頻度が比較的高い印象です。
サーバー関連の被害にあった人の怨み言も『ARK』が持つ側面の一つで、ある程度の覚悟とリスク管理は必要になります。
PS4じゃ動かないのか
元から要求スペックが高い作品なのもあり快適では無いですが、ノーマルPS4でプレイするフレンドも楽しんでいました。最近はアップデートで少し安定した気がします。
また同じサーバー内でも大型拠点の近くと過疎地でプレイ感覚が異なるので注意が必要です。
Proじゃない人の話だと大規模建設の近くは高確率で切断されるので、速度を落として読み込み終えてから飛行しているそうです。Proなら(SSDの恩恵かも)ある程度気にせず飛べます。
廃人仕様のゲームシステム
公式サーバーは複数のプレイヤーが協力してプレイする前提のバランスなので、少人数でプレイすることを余り考慮していません。高レベルの恐竜を手懐けるなら最低1時間は確保しないとなりません。
ただPvEは必ずしも高レベルが必須な訳でもないので、楽しむ上でそこまで問題ではない気もします。
なんだかんだテイムに大事なのは効率化で、高レベルは環境が整ってから捕まえれば良いのです。ただブリーディングは人数少ないと辛かったですね。
後発組は遊べない
どのゲームも先発組が有利です。特に対戦であるPvPは覚悟が必要になります。敵の心を折る戦いなので苛烈な攻撃と嫌がらせは避けられません。
PvEはPvEでサーバーによっては土地と資源の奪い合いが起きるので、立地に優れた場所は占有されてる事が少なくないです。
その辺は運営も把握しており、新しい種類の公式サーバーを用意しています。最近は新規の人でも遊びやすくはなったと思います。
1)Beginner Servers
プレイヤーや生息恐竜のレベル上限が定められた初心者の下積み用サーバー。サーバー移動が可能なので慣れてきたら公式サーバーへ移住出来ます。
2)Small Tribe Servers
PvPのトライブ人数が6人までに制限された少人数向けサーバー。各種倍率が高く設定されプレイしやすいです。
アジアサーバーは見当たらなかったですが、公式サーバーと比べて遊びやすかったです。
発売当初が酷過ぎた
結局の所、国内発売とアジアサーバー開設が同時だったのが最悪でした。新天地を求め海外から移住してくるプレイヤーもおり連日サーバーはパンク。
その負荷からかサーバー落ちも多発し阿鼻叫喚でした。私たちもアジアサーバーで始めていたらプレイを辞めていたかも知れません。
現在は継続的なアップデートにより最適化や仕様変更が成され遊びやすくなりました。
まともに読めなかった地図も改善され使いやすくなったり、一部恐竜のバランス調整も行われ使い勝手も良くなりました。以前より生活し易くなったと思います。
それでも殺意に溢れているので、サバイバル難易度は高めです。安心してください。