ウィッチャー3のグウェントが登場
多くの称賛を得たRPG『ウィッチャー3』のミニゲームとして登場した『グウェント』が基本無料の対戦カードゲームとしてPS4にも登場。
いやあ『ウィッチャー3』内でも楽しんだ『グウェント』でマルチ対戦できるとは嬉しい限り!ルールは大きく変わらないので本編を遊んだ人なら、スッと入り込めること間違いなし。
元がオマケのミニゲームなので初心者でもプレイしやすいと思う。ルール解説も丁寧な吹き替えがされており分かりやすいです。
手札が多い方が圧倒的に強いグウェント。限りある戦力を適切なタイミングで投入し上手に運用が出来るか勝負の決め手になります。
そこで序盤に勝負を掛けて逃げ切るのも良いし、手札を残して終盤に力を注ぐのも効果的です。この辺りにプレイヤーの個性が出るのが面白い。
個人的には第1ラウンドと第2ラウンドで互いに死力を尽くし、最後に配られる1枚のカードに運命を託す試合展開が燃える。
運が悪いと天候カードだったりするんですけどね。それでも死力を尽くした後なので負けてもスッキリ終われる所が好きです。
面白い対戦相手だとコミュニケーションも多いですからね。アバターの定型文で対戦相手と会話するの楽しいです。
グウェントファンが求めた形
ウィッチャー3のグウェントは確かに面白かった。しかしカードが揃ってくると手札を増やして殴るだけの単調な代物となってしまう。
それも仕方ない話なんですけどね。元々オマケゲームだしAI相手に求めるレベルの話じゃないだろうし。
だからこそ自分を含め多くのプレイヤーは思った。グウェントのオンライン対戦が出来たらなあ・・・と。
その願いが叶った訳ですよ。実際にプレイするとウィッチャー3内で遊んだときと同様に、熱中の余り時間が過ぎるのが早い早い!
もう1時間なんてあっという間!この新しい時間泥棒の誕生には嬉しい悲鳴が上がるほど。
戦略性が上がり生まれ変わった
新しいグウェントはアビリティのバリエーションが増え強いカードで殴るだけのゲームから姿を変えて少し複雑になっていました。
カード同士の相互作用やアビリティの効果を防ぐシールドなどの登場が、デッキのテーマを担う各勢力の特色を強くしてのです。
例えば人間の国ニルフガードは自陣に素早くユニットを展開したり、敵の陣地に入り込み崩壊させる事に特化してました。またエルフやドワーフの集団スコイア=テルなら自軍のカード同士で強化し合う勢力でした。
この様な原作に関連した特徴付けはウィッチャーファンには嬉しい話。アバターとなるキャラクターの声と言葉を借りて、相手プレイヤーとコミュニケーションがとれるのが楽しくて仕方ない。
そして相手にささやかな報酬を与えられるGG機能が面白い。このシステムで相手に敬意を持って対戦を促そうというのは新しい試みだと思う。
基本無料として妥当なシステム
カードが入った樽は5枚1セットでレアは3枚の中から好きなカードを選べる。課金によるセット販売もあるが、デイリーチャレンジ等で無課金でも手に入れる事が出来るのもお約束。
他にもAIとのチャレンジで特定のカードが貰えたり、無用なカードから他のカードを作れるので無課金でも纏まってカードを手に出来る様にはなっている。この課金しないで遊ぶ際の絶妙な面倒くささが巧い。
他にも星の砂でカードの見た目(絵柄が動く)を変えられたりと、対戦プレイと無関係な所でしっかりお金を稼ごうとしているのも良い。
課金しても良いかなと思えるほど、アップグレードされた動くカードは魅力的。
ウィッチャーを知らない人でも楽しめる
もちろんウィッチャーシリーズをプレイしている方が楽しいだろうが、ゲームの世界観を共有してるだけなので新規の人でも問題なし!
基本無料なので先ずは遊んでみること奨める。細かいルールなどはゲラルトとシリに教えてもらった方が早いし面白いもの。
出来たらβでもフレンドとの対戦も出来る様になれば嬉しいんだけどなあ。せーのでクイックマッチを押しては見たけど未だマッチせず。残念!