PSVRでバイオ7やってみた
今更なんですがバイオ7の体験版をPSVRでプレイした感想を書きます。いやね。怖いんですよ。VRのホラーって。なんで、わざわざ怖い思いしなきゃならんの?って感じで放置してきたんです。
バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer. 【CEROレーティング「Z」】 (【数量限定特典】Survival Pack: Shotgun Set 同梱) - PS4
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: Video Game
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それでも発売間近だし、通常モードで一通り内容を知ったので体験しておくか!と言うわけでPSVRの電源をON!
VR独特の移動方法
身体感覚と視界のズレが生み出す違和感が原因と言われているVR酔い。バイオ7も類に漏れず酔いは大敵。
それを鑑みて懐かしき回転式の移動を採用していました。30度・45度・90度の他にフリーで回れる移動方法も。
フリーが一番やり易いかと設定変えてみたけれど、どうもガンガン酔いそうなので30度でプレイ。移動の微調整はできないですが、自分はこれなら酔いませんでした。
ちなみにVR酔いの感覚はフリープレイにも来たEverybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-の酔い方に近いかも。
移動を前後中心にして無闇に回転を入れなければ酔いにくいです。最後は慣れ。
このビミョーに悪い操作性が引き出す怖さは、古きバイオを思い出させ懐かしくもある。思う様に逃げられないんです。それが怖い。
怖さを引き出す覗き込み
VR版バイオ7は中々の映像品質で、自分がそこに居る感覚が確かにある。VRホラーはお化け屋敷に入った気分になります。
それを実感させるのが「覗き込む動作」です。ドアから出るとき、気味の悪いオブジェクトがあったとき、自然と首を突きだして様子を伺ってしまう。
分かっていてもやらざるを得ないこの動作。見たくないけど覗き込んで確認してしまうのは本能なんでしょう。
日常で行う動作がプレイヤーをバイオの世界へ誘ってくれます。
腐った料理の上でウジが踊ってたなんて、VR版やるまで気が付かなかった。
やっぱり怖い。圧倒的に怖い。内容を知ってるからプレイ出来るけど、知らなかったら部屋から出るのも一苦労しそう。
VRが抱える欠点を補う怖さ
バイオ7は体験版とは言えオブジェクトが妙にテカテカしているし、全体的にサイズ感が少しおかしい気がしました。
カメラ位置の調整も結構シビアにやらないと、覗き込んだときにエリア外になってしまいます。
移動はお世辞にも快適とは言えないし、酔い易い部類に入るでしょう。
しかし、不自由さが残る移動は恐怖を引き出すし、荒めの解像度もゲームと認識させ行き過ぎた恐怖とならないです。
酔ったと自分に言い訳して休憩に入れるのも、精神衛生を保つのに優れているかも。
私は完全初見でVR版をプレイする勇気が持てるか自信は無いです。そもそも買うかどうか・・・。
最後にVRバイオの感想をまとめると。
余りにリアルな恐怖なんて求めてないんだよ!ゴリス!ゴリスをくれ!