オーバーウォッチの魔境にハマる
野良で遊ぶオーバーウォッチのライバルプレイは魔境。特に自分が生息するレート50~60帯は摩訶不思議。
クイックマッチ並の圧勝・圧敗なんでもござれ。敵味方を問わず何故か奇跡的に機能しないチームに遭遇する。勝利を願い祈るのは神か悪魔か。
何故、そんな魔境になってしまうのか。それを自身の反省も兼ねて考察してみた。
魔境ではチーム編成にこだわるな
普通はピックを考えろ!となるのだが、魔境となるレート50~60帯では必ずしも正しくない。そこはスキルも知識もそこそこ揃ってくる故の弊害。
魔境ではバランスの良い構成を重視した結果として弱いチームになりえるのだ。
大学受験と一緒で、この辺りの偏差値だと能力のバラツキが激しい。例を挙げると次の1~3のタイプだ。
1)特別秀でた得意キャラはあるけど他は全然ダメな人。
2)何人か得意キャラを揃えているけど、まだまだ苦手キャラも残してる人。
3)全キャラそれなりに使えるけど得意とはまでは言えない人。
これがレート50~60にハマる人達だ。理由は明白で、難関大学に挑むのには、苦手科目をなくし得意科目を増やすことが必要なのと一緒。能力のバラツキが大きすぎて安定しないのだ。
だから魔境の住人が集まると得意キャラが被る。または苦手キャラが被ることが頻発する。酷い時はその両方が起きる。
その結果、チーム平均55のクソチームの出来上がりだ。これが互いのチームで起きるので、何が正しい選択なのか分からなくなってくる。もはや祈るしかない。
魔境への対策は少ない
かといって祈ってばかりじゃ魔境を抜け出せる日は来ないだろう。なにか対策をしなければならない。
その答えは明白。自分の得意キャラを増やしプレイの多様性を高めるのが最善策。勝利に繋がる可能性が高いキャラを一人でも多く使える様にするしかない。
試合に勝つには敵の戦力を削り数的有利を保つ必要がある。即ち、なんだかんだオーバーウォッチもキルレを上げてなんぼのゲーム。ただし、それは個人でなくチームのキルレである。
つまり、どんどんキルするアタッカー。回復しキルを取らせないヒーラー。仲間を守るタンク。この3つが重要になる。
きっと皆も分かってる。分かってる筈なのにスナイパーが二人もいるのが魔境の住人。あっれー?
1.殺られる前に殺れ
キルが出来なきゃ勝てるもんも勝てない。キルといっても目指すのは『単独キル』を増やせるプレイヤーだ。
魔境を脱出するなら高い火力で敵を速やかに倒せるプレイヤーになるのが一番確実。
火力・離脱能力・回復能力が揃ったリーパーや制空権を取れるファラで活躍できるプレイヤーを目指したい。
他人に依存することが少なく最も努力が報われる可能性が高い選択。
2.ヒーラーを極める
このゲームでは英雄は死なない。と言うか死んではいけない。チームの核となるプレイヤーや戦線維持のタンクが倒れると形勢は一気に変わる。
ヒーラーの強味は結果として敵の攻撃を無効化できる点だ。Ultはその最たる技でカウンターとして使うべき代物。その分だけ使うタイミングが難しい。
逆に敵の英雄には死んで頂きたいので、敵ヒーラーは最優先で倒したい。敵マーシー死すべし!
3.タンクで受ける
自分が活躍出来そうにないときは、味方の弾除けになるタンクになるのが最も無難。なにせ敵に撃たれる簡単なお仕事だ。
シューターにおいて敵に撃たれることはミスである。そのミスがお仕事になるんだから楽なもんである。
むしろ問題はオーバーウォッチのタンクは火力に優れるので、ついつい突出したくなってしまう点か。
魔境を抜けた先
オーバーウォッチに関しては魔境で踊ってる身ではあるけれど、他のゲームでなら魔境の先は見ている。
魔境の先に居るのは強く正しい行動を取ってくる修羅・羅刹。この辺りになると悪手を減らせることが重要になり、そろそろ凡人にはキツい世界だ。
それでも魔境と違ってキャラ間の強弱という理論が通用するし『試合』が楽しめるはずだ。ここからが真のオーバーウォッチだ!
決して魔境に漂うわちゃわちゃ感も嫌いじゃないが、それはクイックマッチで間に合っているのだ。
最後に
身も蓋もない話だけど、野良で魔境に入りストレスでハゲ散らかす位ならパーティ組もう。そうしよう。