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年末年始にプレイしたいPS4ソフトを列挙する

年末年始でプレイするならコレ

PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB(CUH-2000BB01)

PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB(CUH-2000BB01)

 2014年に発売されたPS4の爆発的な普及によって活発になったゲーム業界。それを機に集まった資金と人材のお陰か、2015~2016年に大型タイトルが並びPS4は黄金期に入った。余りに大作が並び過ぎて良作が見逃されがちなになる位だ。

 発売日にPS4を購入して楽しんでいる自分としては、もっとPS4を楽しむ人が増えて欲しいと思っている。そこで、そんな気持ちを込めて年末年始の時間を費やしてでも遊んで欲しいPS4のゲームソフトを厳選した。なるべく程々のボリュームの作品を選んでるので是非。

 自分の友人にも「この中から選べば間違いない。」と自信を持って勧められる作品達だ。私は海外ゲームを遊ぶことが多いので、今回紹介する作品達は海外ゲームが中心になってしまっている。しかし、ゲームの楽しむ心に国境はない。洋ゲーはちょっと…と言う国内ゲーム中心のプレイヤーも良い機会なので見ていって欲しい。

2015年発売作品

Bloodborne(ブラッドボーン)

【PS4】Bloodborne(通常版)

【PS4】Bloodborne(通常版)

 18世紀のイギリスをモチーフとしたダークファンタジーで獣と化した住人を狩る「狩人」の物語。
 圧倒的な世界観を表現する美しく迫力ある映像と音楽。難易度が高めで死に覚えゲーとも呼ばれる国産ゲームの金字塔だ。
 一人でもプレイ出来るし、協力プレイから対戦(敵対)プレイまでも楽しめる。
 個人的に最大の売りは、その「世界観」だと思っている。中世と近代が入り交じる18世紀は華やかで魅力的な時代だ。そこに加えられた退廃的な妖しい空気。PS4で描かれたその世界に私は心を奪われた。


ウィッチャー3

ウィッチャー3 ワイルドハント

ウィッチャー3 ワイルドハント

 ポーランドの人気小説「エルフの末裔:魔法剣士ゲラルト」を元にしたアクションRPG。北欧の香りがする世界を旅しながら、リアリティ溢れる世界を旅することが出来る。
 オープンワールドと呼ばれる広大な開けたMAPを移動できるジャンル。海外のゲームだが日本人ゲーマーにも受け入れやすい顔立ちのキャラクターだと思う。
 北欧・ポーランドの文化を感じられる上に、社会問題や様々な人間ドラマが楽しめる大人のゲームだ。
 自分はこれを機に北欧の文化や歴史に興味がわいた。続編だが前作を知らなくても全く問題ない。難点はクリアには時間が必要でちょっと年末年始では終わらないかも。


2016年

ライフ・イズ・ストレンジ

ライフ イズ ストレンジ - PS4

ライフ イズ ストレンジ - PS4

 時間を巻き戻す力を得た少女が運命と向き合う物語。タイムリープ物の映画でお馴染みの設定だが、アメリカ社会の問題点をリアルに描いた青春ドラマは必見。主人公マックスの視点で描かれポップでアートな明るい雰囲気が溢れているが、その内容はアメリカ社会を反映しており考えさせられることもしばしば。
 マックス達は寮生活をしており、彼らのキャラクターを部屋を通じて感じられるのが面白かった。部屋は本人を現す。うん、大掃除しよ。

ディスオナード2

Dishonored 2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

Dishonored 2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

 評価が高かった前作から一層洗練されたステルスアクションの傑作。王道のストーリーをここまで面白くできたのは圧倒的なステージの作り込みのお蔭。アクションゲームとしてもステルスゲームとしても一級品。
 面白いゲームであれば細かい事は問題じゃないと痛感させられる。凡庸なストーリーや微妙なキャラクターデザインなんて吹っ飛ばす面白さがある。実にゲームらしいゲームだ。




休みにこそゲームをして欲しい。

 最近のゲームは海外ゲーマーに合わせ30代が対象になっている作品も多い。特にアメリカでは映画とドラマの中間に位置する存在になっているので質も高めだ。
 そのため海外のゲームを通して社会や歴史に対する知的好奇心を刺激することも増えた。ゲームを通じて文化を知り海外映画やドラマをより楽しめる様になることも珍しくない。
 他の娯楽を一層楽しむための糧にもなるので、まとまった休みがある年末年始にゲームを遊んでみてはどうだろう。


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