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FPSの壁となるジャンプ撃ちのコツ

 最近増えてきたSFや近未来のFPS作品で見られるジャンプ撃ち。跳び跳ねながら的確に当ててくる相手に出会う事だろう。所が自分で真似て見ても同じ様に出来ない。そんな体験を誰もがしていると思う。


 最終的には技術の差、能力の差に行き着くのは確かだ。しかし、コツを掴めば「普通」のレベル位なら誰でも到達できる。


 「普通」とはジャンプしながら狙える。そして狙った所に弾を当てられる事と定義している。地上で敵を狙う、当てるのと本質はそれほど変わらない。



 

☆タイミングを覚えていくのが重要

1)狙う

 最初に自分が困ったのはジャンプ中に狙えない事だった。敵がいる!あれ、何処行った?ああ!撃たれた!

 こんな感じだ。自分だけじゃなく相手も動いてるので、あっという間に見失う。そこで対策を考えてみた。地上だって最初はきちんと狙えないものだ。そう考えると狙えない=見付けられない。と言い換えられる。

 そうジャンプしてから敵を探す。これが最悪だった。


 ジャンプ撃ちはジャンプしてから狙わない。狙う為にジャンプする意識を持つことだ。構えながら角を曲がるのと一緒で、置きエイムならぬ置きジャンプと言った所だろうか。


 自分のジャンプ後の世界を予測する、これを意識する事で取り合えず敵を見失う事は減った。



2)当てる

 次に困ったのが弾を当てる事だった。撃っても当てられない。無駄に弾が減るだけと言う体たらく。そこで気が付いた「当てられない」でなく「当たらない」のかも知れない、と。

 作品にも寄るが基本は重力の概念があり、ジャンプした後に自然と地面に降りてくる。ジャンプの最高到達地点・放物線の頂点に位置する時は一瞬だが上下しないタイミングがある。 


 その静止する前後は地上と同じ感覚で当て易い「当たる場所」だ。この時に撃てば地上と同様に当てられる。

 しかし、まだ問題は残っている。当てられても倒せない事だ。




3)当て続ける

 基本的に敵を倒すには一定時間、弾を当て続ける必要に迫られる。さてどうするか。


 そんなときは重力と言う法則に従おう。静止する前後は同じ速度で上昇・落下する。その速度に合わせて撃ち始めを変える。それだけだ。地上で行う移動による微調整を重力に任せる感覚だ。


 ジャンプ後に到達する「当たる場所」で見える映像を想像して、敵をそこに持ってくるイメージを持とう。これは心構えの問題で「ジャンプする=敵を撃つ」位の気持ちでジャンプしようと言うことだ。




☆最後に

 ジャンプが有ると、反射神経ゲーや何処からくるか解らない運ゲーと言う人も居る。しかし、有効な侵入ルートは有限でそれほど好き勝手に動ける訳では無い。経験を積めば十分に敵の行動は予測は出来る。狙う練習と共に思い通りに動かせるよう移動に慣れよう。移動が安定しないと他の全ても崩れてしまう。

 どうせなら色々なFPSが出来た方が楽しみが広がる。誰しも慣れるまでに時間が掛かって当然なので安易に投げ出さず練習してみよう。FPSは割と努力を裏切らないゲームだ。





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