人生はFPSゲーム。時々哲学。

ゲームの考察・感想・レビューなどを記事にしています。詳細はプロフィールへ。

初心者向けモッシュピット講座~ハードポイント編~

 特定の範囲を占領し続けるルール。ドミネーションに近い感覚で戦える。占領しながら戦うか?外に出て遊撃手となるか?プレイヤーによって好みが別れるだろう。
 どちらかと言うと逆転のチャンスが多いルール。ただし最低限ハードポイントの順番と場所を覚える必要がある。

☆ルール

・1ラウンド制で延長戦無し。250ポイント到達か獲得ポイントが多いチームが勝利。同ポイントの際は引き分け。

・ハードポイント(陣地)を確保し維持する事が目的。各ハードポイントは60秒ごとに移動し、確保1秒につき1ポイント得られる。




☆特徴

 ハードポイントは一定時間ごとに目的となる場所が変わっていく。その為、敵の防衛が堅くても次の場所で逆転を狙う事が十分できる。攻めと守りが目まぐるしく変わるのが特徴だ。



1)役割分担が重要。

 ハードポイントは最初に陣地に入った時、敵から奪った時に200スコア貰える。意図的に敵に渡し取り返す事でスコア稼ぎする事も可能なので中立だからと言って油断しないように。ちなみに陣地の状態は色で判別できる。誰も入っていない時は白、味方が入っている時は青、敵が入っている時は赤、最後に敵味方が入っている時は黄色となる。つまり、ハードポイントに入る事は自分の居場所を示す事になるので如何に敵を迎え討つかが重要になってくる。


 当然ながら敵は様々なルートで陣地を取りに来る。そんな状況では全員で陣地に入るのは賢い戦法とは言えない。全滅すると陣地から遠く離れることになり一気に不利になるからだ。そこで敵の進行を抑えたり、速やかに取り返すためにも陣地の外で遊撃するプレイヤーの存在が重要となる。

 また、無理して戦わず生き残る事で敵にポイントを渡さず援軍を待つ方法もある。よく見掛けるのが盾で時間稼ぎするプレイヤー。これが地味に有効だ。基本として無理して戦わず確実にポイントを取り敵にポイントを与えない。意外と気付かれなかったりするので隙をついて敵を倒すことも出来る。これなら初心者でも貢献しやすい。

 状況に合わせて確保と遊撃の両方をこなすのが理想だが、慣れないうちは確保だけ、遊撃だけに集中するとチーム内の役割分担がスムーズになるだろう。



2)戦力の配分を考える。

 陣地は60秒で移動する残り20秒辺りから次の陣地での攻防も考えないとならない。守りに比重を置きすぎると次の陣地が取りにくい。かといって次の場所に戦力を配置しすぎると現在の陣地が簡単に確保されてポイントを稼がれてしまう。逆に攻め側も仕切りなおす為と言え、余りに見切りが早いと敵一人で悠々とポイントを稼がれたりするので悩ましい。

 また陣地獲得のスコアも軽視できない。陣地を守るにしろ奪うにしろスコアストリークは起点となる重要な要素だ。早々に次の陣地に行きスコアストリークの足しにするのも悪くない。敵チームとの点差や味方の動きに合わせて自分がどう動くか決めよう。


 

3)Exoアビリティ・Exoランチャーを活用する。

 大まかな敵の居場所が分かるこのルールではExoアビリティやExoランチャーがとても有効だ。突撃する前にフラグやスタンを投げ込んだりスレットで索敵すれば勝率は高まる。逆に防衛側はフラックジャケットやトロフィーやトロフィーシステムを使った対策が必要になる。

 また、防衛しやすい位置は決まっており待ち受けても読まれている事は多い。そんな時はクロークやホバーを使って意表を突くのが効果的だ。特にホバーで空中に留まると意識の死角に入り込め、反撃したり陣地を維持するうえで効果的だ。そんなホバーだが、移動すると持続時間が短くなる点に注意したい。真上にジャンプしそのまま留まり身を隠そう。



☆最後に

 ドミネーションに近いルールだが勝手が違うことはプレイして実感するだろう。攻めも守りもある程度出来ないと対応しきれないからだ。状況判断能力を立ち回りと言い換えるなら、色んなルールに手を出すのが最も簡単に身が付くだろう。何をすれば良いか分からない時こそ成長のチャンスだ。体験して考えた結果は他のルールや他のゲームでも役立つことは間違いない。



・関連記事
初心者向けモッシュピット講座~ドミネーション編~ - 人生はFPSやゲーム。時々哲学。

初心者向けモッシュピット講座~基礎編~ - 人生はFPSやゲーム。時々哲学。