スキル考察を経て本格的に思った。分隊行動ってなんだろうって。
バトルレポートでは分隊ごとのスコアやキルレが確認出来る。製作サイドはプレイヤーが考えている以上に分隊としての評価を重視している。
分隊行動って単純に一緒にいれば良い訳じゃ無いのは確かだ。簡単に言えば役割分担が大事になる。どんなに強くても一人で出来ることは限られるからね。
特に兵科ごとで出来る事の差に関しては、強さが関わる要素はない。兵科としての上手さって奴は敵をキルする事とは別物ってことだ。
つまり本当に分隊行動を考えた時、キルは他人に任せるって言う発想が出てくる。倒せる人が倒せば良いのだ。
逆に言うと、自分にしか出来ない事は自分がやらなければならない。当然だけど工兵には兵器の破壊を期待するし、援護兵には補給を期待する。それに応える事が重要だ。そしてそれをやろうとしない人って結構見掛ける。
分隊行動の真価は「集中出来る」事にある。例えば突撃兵は圧倒的に歩兵戦で強い。分隊員が補給や索敵をしてくれれば、その能力を最大限に活かせるってもんだ。
分隊行動の重要さを一番実感するのがスポットだ。当然だけど、撃ち合う時にスポットは隙が出来るので不利となる行動だ。
かといって撃ち合いにおいて最悪なのは、スポット出来ずに撃ち負けた時だ。何故ならスポットさえしておけば、分隊の危険性は大きく下げられるし、さらに排除出来る可能性が大きく上がるからね。そうなれば蘇生も期待できる。
だから分隊のリスク管理として、スポットは多少の隙が生まれようと遣らざるを得ない。
だからこそ、誰かが敵をスポットしてくれれば倒す事だけに集中出来る。実際の狙撃手にも観測手(スポッター)が付いて狙撃に専念させている。スポッターはとても重要な役割なんだ。
つまり、機能している分隊は互いにスポッターとして働いている訳だ。これだけでも相当に有利になる。分隊においてスポットは基本であり、最も強い行動だ。
分隊で何をすれば良いかわからない時は、まずスポッターになろう。味方が倒したってスコアは入るんだ。リボンだってちゃんとある。
敵を探す力は敵を倒す事に繋がっている。決して無駄にはならない。
MVPプレイヤーを目指すのは悪くないが、それ支える有能な副官を目指すって言う道だってある。
つまり例えばチーム内で最高の工兵を目指そうってこと。アイツが居るから他の兵科を使えるって分隊員に思って貰えるプレイヤーはMVPプレイヤーに負けない貴重な存在だ。
そのためにバトルログを確認しよう。自分の活躍はレポートにきちんと表示されている。自分の思わぬ活躍を知ることが出来たりするし、モチベーションの維持にも繋がるので小まめに確認してみよう。
誰だって時には自分の事を中心に考えてしまう。芋なんてその最たる存在だ。
MVPはチームで一人しか取れない。だけど、エース分隊なら一緒に目指せる。