人気のオーバーウォッチをプレイ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/05/24
- メディア: Video Game
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本作はそのオーバーウォッチの世界観を元にしたFPS対戦ゲームをプレイできる。
総論
オーバーウォッチは個性的なキャラクター達の運用方法・相性を覚える必要があり、直感的にプレイできるCoDの様なFPSと比べ複雑なゲームである。
それでも対戦ゲームとしての質を保ちながら初心者・初級者が楽しみやすい環境を整えてある点は好印象。
最終的にプレイヤーに求められる能力は多いが、それらを学ぶまでの期間を引っ張れる魅力をオーバーウォッチは有している。
キャラクターが魅力的なのでマルチ対戦専用ソフトであるのが残念。
魅力的なキャラクター達
品質の高い映像と豪華な吹き替えに支えられオーバーウォッチのキャラクター達はとても魅力的だ。
秀逸なのはビジュアルだけではなく、試合開始まえに行われるキャラクター同士の掛け合いも面白い。思わずクスリと笑ってしまう。
そんなキャラクター達を全員紹介したい所だが量が多くなるので数人に留める。
手裏剣と強力な刀を使うサイバー忍者。敵の撹乱が得意。
硬い盾で味方を守り、強力なハンマーで敵を薙ぎ倒す騎士。侵攻・防衛の要となる。
高い威力のリボルバーの早撃ちが得意なガンマン。一撃必殺の早撃ちは必見。
ロボットに乗り降りしながら戦う特殊なキャラクター。使い勝手が良いロボットの運用が重要になる。
フックで高所に登れる暗殺者。遠近両用の武器を持つので、安易に近付くと返り討ちにあうだろう。
跳ねる爆弾やトラバサミ等を駆使して戦う爆弾魔。見た目通りの曲者。
また、各国を舞台としたステージも国ごとの特徴を掴んでおりプレイしていて引き込まれてしまう。
各国の特色が出ているMAPがキャラクターの魅力をさらに高めているのを感じた。
特性を活かせば有利になる
役割分担があるゲームで各々のキャラクターに課せられた役目がある。キャラクターの特性に合った動きをしないと敵を倒すのも一苦労だ。
逆にきちんと特性を活かせば格上が相手でも渡り合えるチャンスがあり、シューターは操作が大変だから苦手という人でも貢献しやすいキャラクターもいる。それが回復系や設置系だ。
特に自動で敵を攻撃してくれる固定砲台や、味方を素早く移動させるテレポータを設置すれば、操作に自信が無くてもチームに貢献が出来るだろう。
強化された砲台は火力も高く脅威だ
数は強さ。テレポータひとつで戦況は変わる
氷の防壁を作れば敵の進行を止められる
単純な戦術でもハマると一気に有利になるのが、オーバーウォッチの魅力のひとつである。
オマケ要素も豊富
トレジャー・ボックスから得られるアイテム収集がやり込みの中心。トレジャー・ボックスからはスキンやボイス等が手に入る。
その中で特に集めて楽しいのが試合中に使えるスプレーだ。お気に入りのスプレーは、ついつい皆に見せたくなる。
キャラクター毎に様々なスプレーが用意されている
手に入れたスプレーは皆に披露しよう
その他にもオーバーウォッチには便利な機能が揃っている。
AI相手の練習も可能で、いきなりマルチ対戦はちょっと…という人でもキャラクターを操作する楽しみを味わえるのは嬉しい。
個人的にはハイライトが嬉しかった。誰にでも訪れる輝ける一瞬を自動で記録してくれ見直せる。映像を残したい場合はPS4の録画機能で保存しよう。
初心者にも優しい作り
オーバーウォッチは初心者でも楽しくプレイできるような配慮がなされている。
まず、この手のゲームでは制限されることが多いキャラクターの重複や変更が自由に行える点。
このキャラクターの重複や変更が自由なお蔭でプレイヤーに課せられた責任は軽くなっている。
二つ目は強力な範囲攻撃が多い点。大まかな狙いでも当てやすい爆発物や散弾を用いた武器を使えるキャラクターが多い。
対する遠距離攻撃が可能なキャラは溜めが必要だったり、撃ち続けると精度が下がるので割と接近もしやすくなっている。
最後はアシストでもキル扱いになる点。このゲームはダメージを与えた敵に、仲間が止めを刺してくれた場合もキル扱いになる。
強力な範囲攻撃と合わさって必然的にキル>デスになり易く、全員の成績が良くなるので純粋に楽しい。
頻発するマルチキル(実際はアシストを含む)による通知がピコンピコンと鳴るのは爽快だ。
その他にも倒された時にヒントが出てきて注意を促してくれたり、試合の最後にメダルで自分のプレイを評価してくれる。これらの要素も初心者には嬉しい機能だろう。
求められる能力は多い
オーバーウォッチの全キャラクターを楽しむのに必要な能力は多く、一般的なFPSと比べても遜色ない技術や思考力が必要になってくる。結果として強い者が勝つ
ゲームである。
しかし、幾つかのキャラクターは単純な操作・戦法でも十分活躍できる余地があるし、誰でも活躍を実感しやすいシステムなのは大きい。
マルチ対戦専用ソフトなので迷う人も多いだろうが、FPSだけでなく対戦ゲームのコツを掴むには悪くない作品だ。
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