確かにヒーローシューターだった
- 出版社/メーカー: テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
- 発売日: 2016/05/19
- メディア: Video Game
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5人COOPのストーリーミッションと5vs5の対戦が楽しめ、アメコミ調の絵柄で好みは別れそうな作品ではあるが気が付くとハマってβを12時間もプレイしていた。
バトルボーンはFPSで遊ぶMOBA
日本だとちょっと知名度が低いMOBAとFPSを組み合わせた本作はAI制御の歩兵や砲台と共に戦う戦略重視の作品になる。
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ - Wikipedia
バトルボーンではアタッカー・ディフェンダー・と言った役割分担がされており、狙って撃つ能力よりキャラクターごとの相性で勝負が決まる傾向が強いのが特長。
各キャラクターはゲーム中でヘリックスと呼ばれる強化ツリーが利用可能で、レベルが上がるごとに回復力や攻撃力などを高める事ができる。
試合展開や自分の好みに合わせてキャラクターの強化方針が変えられる。効率良くレベルを上げて有利に立ち回りたい。
また、マップ中に配置されているシャードを支払う事でAI操作のボットや固定砲台の設置が可能になる。シャードを集め自軍の強化することは、相手プレイヤーを倒すことと同じ位重要だ。
一般的なFPSとは異なりミニオンと呼ばれるAI制御のAIボットや固定砲台の利用が勝利の鍵なので、相手プレイヤーを倒せなくても勝てるのは魅力の一つ。
アメコミのノリが楽しい
全部で8個用意されているストーリーミッションでは、映画『シュレック』や『ヒックとドラゴン』を作ったドリームワークスのノリを楽しめる。
ドリームワークスが作った映画が楽しめた人は世界観やキャラの魅力にハマれるだろう。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2015/04/22
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ヒックとドラゴン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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βでは二つのステージがプレイが可能で1ステージでも十分なボリュームがあった。
一つのストーリーミッションに3体程のボスが用意され、配置されてる敵の数も多く5人で協力して立ち向かうのは楽しい。長めの道のりだがステージに変化があり飽きさせない。オマケではなくメインコンテンツとして作っていると確かに感じられる出来だった。
プレイを支える収集要素
バトルボーンはハクスラ要素で人気のボーダーランスの系譜なので収集要素も用意されている。
シャードを支払う事で試合中に使用できるギアと呼ばれる強化パーツ。そしてチャレンジで解放されるキャラクターの情報といった収集目的でストーリーミッションに向かう事もしばしば。
ギアはレア度が高いほど強力な効果を持つが発動にコストが高くなり、レア度が高いから必ずしも有利になるとは限らない。
各キャラクター専用の効果を持つギアも存在するので、ついパック欲しさにストーリーミッションをプレイしてしまう。この辺りの楽しみはDestinyやディビジョンと同じだ。
少なからず欠点もある
じっくりとプレイすることが求められるゲームなので、ストーリーミッションもマルチ対戦も1プレイに20~30分かかってしまう事も珍しくない。その点では気軽に遊びにくい面はある。
またCOOPでは全員が揃わないと先に進めない箇所があり、勘の悪いプレイヤーがいると所定の場所に立ってくれず先に進め無いこともあった。(その多くが海外のプレイヤーだったが)
マルチ対戦でもストーリーミッションをプレイせずにマルチ対戦に飛び込んで、試合中に離脱するプレイヤーが散見された。経験値などはストーリーミッションと共有なので、先にストーリーミッションからプレイして欲しいところ。
この辺はゲームを問わずオープンβでは良く見られる問題でもある。バトルボーンは操作技術より思考力が求められるゲームなので、製品版なら多少は改善すると思われる。
キャラクター紹介
全部紹介したいが数が多すぎる。そこでお気に入りのキャラクターを幾つか紹介して終わろうと思う。
シェイン&オーロックス
見た目スタンド使いの二人一組のキャラで、近接戦闘だけでなくブーメランを投げたり敵を引き寄せるトリッキーな戦い方が出来る。透明化してからの離脱や急襲も出来るので使いやすい。
実はシェインは女の子でびっくり。てっきり男の子だと思っていた。
フィービー
サイコキイネシスとレイピアを使った近接戦闘が得意なキャラ。レイピアを飛ばした遠距離攻撃や目標の場所に範囲攻撃と共にテレポートしたり出来る。シールド回復を高めて敵陣をかき回すのが楽しかった。
通称レイピアおばさん。バトルボーンはその絵柄のせいか、太陽おばさんとか変な呼ばれ方してるキャラが多い。