ドラゴンクエスト ビルダーズ~アレフガルドを復活せよ~体験版をプレイしてみた
ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ - PS Vita
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (16件) を見る
これは面白い。圧倒的にドラクエなんだよ。ドラクエ。クラフトじゃなくてビルド。ビルダーなんだよ。
マイクラと比べると中途半端と言う人も居るかも知れない。でも、主役はドラクエなんだ。大事なのはドラクエらしさなんだ。僕たちはドラクエを待っていた。
ドラゴンクエスト ビルダーズは王道のRPGである。主人公が何をすれば良いかは物語として分かりやすく提示され、アイテムや建物の製作を簡略化しストレスが少ない。収集から探索、そして戦闘まで気軽に楽しめてしまう。
あんまり洋ゲー・和ゲーと言った区分けは好きじゃ無いんだけど、これぞ日本人が慣れ親しんだ国産ゲームと言った感じ。
広大なアレフガルドに街を作ろう
魔王の支配下になり教養を奪われた人類は知識や技術を失っている。魔王によって人類は無力化されたのだ。
魔王の支配する世界で生活する人々は、建築や鋳造はおろか農耕すら出来ない様子。生活の余裕を失った人々は互いに団結する事もままならない。
そんな世界に目覚めた主人公は精霊に導かれ、人々が安心して暮らせる街を創り旅するのである。
希望の旗を立てた場所が町の中心となる。この光に導かれて住人は集まってくる。
主人公は勇者でなくビルダー
主人公は「創る」能力を使い人々の知性と好奇心を刺激する。人々の心を踊らせるのは暮らしを豊かにする生活用品や料理だ。最初は主人公に頼り依頼するだけの住人も次第に自分達の手で創る喜びに目覚めていく。
最初の住人となるピリンが考えた設計図。彼女のイメージを具現化するのは主人公の役目だ。この設計図がとても良い。部屋に必要となるアイテムが一目で分かり導入として優れている上に、主人公と住人の協力関係を感じさせてくれる。
もちろん設計図に頼らず自分で一から考えて作っても大丈夫だ。
慣れ親しんだドラクエのキャラと音楽
馴染みのあるBGMとアレフガルド動き回っているモンスター達。山の向こうに何があるのか知りたくてMAPを探索するワクワク感。
ああ、RPGをやってるなと感じる。この感覚は高い評価を得たウィッチャー3とは違う。多分、物語性とゲーム性のバランスの問題なんだろう。
思いがけずアクションゲームとして戦闘も楽しめた。中でも街を壊すために魔王軍が侵攻してくるイベントが良かった。やっぱりドラクエにはバトルとボス戦がないと!
ちなみに体験版で登場するドラゴンを地面を掘り進んで地下から攻撃してみたが、誤って足場を崩してしまい返り討ちに遭ってしまった。戻ってみたら穴からドラゴンの背びれだけ覗いてた。
敵の頭上を取ったり、壁を作り攻撃を防いだりとビルダーズらしい戦い方も出来そうだ。
とっつきやすくしたマイクラ程度かと思っていたが、ドラクエの世界と調和しており想像以上に面白くて驚いた。何をすれば良いのか迷ってしまいマイクラが合わなかった人こそプレイして欲しい作品。