人生はFPSゲーム。時々哲学。

 FPS特にCoDやBFが中心。 その他のPS4ソフトやVRゲームの感想・レビューや雑談なども記事にしています。 詳細はプロフィールへ。

スマホでVRを手軽に楽しめるGearVRの感想・レビュー

スマホで本格的なVRを楽しめるGearVR

Galaxy Gear VR S6/S6 edge/S7 edge対応 SM-R322NZWAXJP 【Galaxy純正 国内正規品】

Galaxy Gear VR S6/S6 edge/S7 edge対応 SM-R322NZWAXJP 【Galaxy純正 国内正規品】

 ゲームや映画のみならず医療・教育等の分野からも注目を集める技術であるVR。そのVRを体験できるVR-HMDは幾つか発表されている。

・PS4と組み合わせて使う「PSVR」
・PCゲームの立役者Steam準拠の「Vive」
・VR開発の先駆となるOculusの「Oculus Rift」と「GearVR」

 紹介した中でGearVRだけスマートフォン(Galaxy S6やS6 edge)を利用したVR端末となり持ち運びに優れているのが特徴だ。

 私はTGS2015でVRの凄さを知りのVR機器の購入を決意した。
k456.hatenablog.com

 スマホで手軽にVRを楽しめるのが魅力のGearVR。せっかく購入したので感想を記そうと思う。

VRの何が凄いのか

 VRを体験した多くの人がただ「凄い」と言う。VR体験を適切に表現することは難しい。表現しようが無いので語彙が貧弱になるのだ。

 VR体験では距離とサイズが感じられる。言い換えると近い・大きいがVRのキーワードだ。これらを実感するには体験を必要とするのである。
 スカイツリーの大きさを言葉や数字で伝えられても分からないだろう。大きさを知るにはスカイツリーの足元に立ち実際に見上げサイズを体感する必要がある。

 しかし、VRなら実際に現地に行かずとも見上げる行為まで再現してくれる。あなたがテレビで見て感じる「大きそう」をVRなら手軽に「大きい」に変えてくれる。これがVRが持つ魅力だ。 


 GearVRは国内でレンタルサービスが開始されている。VR未体験の人はレンタルしてみるのも良いだろう。

japanese.engadget.com


GearVRは軽い

 そろそろ本題に入ろう。GearVRが届いたとき、その軽さに驚いた。


 GgearVRはGalaxy S6|S6 edgeと合わせても500グラム以下で500mLのペットボトルより軽い。これはVR-HMD全般にいえるが頭に付けるだけあって軽さを追求している為だ。素材の関係上すこし安っぽく感じるのは残念。



 本体の右側に十字のタッチパネル、その少し上に物理ボタンがある。この二つとヘッドトラッキングを利用したポインターでGearVRを操作する。
 タッチパネルは思ったよりも使いやすく、操作には直ぐに慣れることが出来た。



 GearVRもレンズの前にアプリをDLしたスマホ(Oculusアカウントを作成する必要がある)をセットするだけなので特に難しい設定も必要ない。この辺りは360度動画を安価で楽しめるハコスコと同じである。

 

ハコスコ タタミ2眼 (iPhone5/6/6Plusサイズ対応)

ハコスコ タタミ2眼 (iPhone5/6/6Plusサイズ対応)

 じゃあ何がハコスコと違うのか?それは360度動画だけでなくGearVR用のVRコンテンツが楽しめる点だ。
 VR専用に調整されたGearVRとハコスコの様な360度動画視聴用のガジェットは別物。
 そもそも、VR(3D)と360度動画(2D)は別のコンテンツなので注意して欲しい。



携帯機と思えない上質なVR体験

 GearVRとハコスコの違いはトラッキングの補助やレンズの品質。そして本体となるスマホとの連繋が大きい。GearVRに使うGalaxy S6 や S6 edge等はOculusと提携してVR用に開発されたスマホなのだ。そこは流石のOculusと言った所でGearVRは想像以上の出来だった。

 装着すれば360度映像とは違う「遠近感ある映像」に包まれる。そして優秀なヘッドトラッキングのおかげで頭の動きに映像が滑らかに同期する。VRによって視界が海外や大自然または宇宙に変わる体験に改めて驚きを感じる。


 アプリに関しては映像作品を供給するOculus Videoや単純なシューティングゲームであるSmash Hitが楽しかった。Oculus Videoが提供するスカイダイビングやパイロット視点の映像でVRの見渡す楽しさを堪能し、迫り来るSmash Hitでは遠近感、特に向かってくる障害物のリアリティに驚いた。両者とも凄いと何度口にしたか分からない。

 そして意外と便利だったのがニコニコVRや仮想シアター機能だ。手軽に2D映像を大画面で楽しめるのは嬉しい。GearVRは携帯できるVR機器として十分な代物だろう。


欠点は少なくない

 Galaxy本体を所有してない場合は初期投資が必要である点。また普段使いの人は接続の邪魔にならないスマホケースや映像を損ねない保護シートの厳選などが必要になるだろう。

 何より熱によるパフォーマンスの低下が早い。40分ほどでパフォーマンス低下の通知が出てくるしバッテリーも1時間で40%近く消費する。発熱してくるとVR映像の遅延等が発生し快適な体験ではなくなってしまう。
 使用時間が40分が過ぎたら映像作品を仮想シアターで楽しむことが使用の中心になる。この辺りはハイスペックのPCが要求されるVR技術なので仕方ないとは思う。

追記:Galaxy S7の購入者によると大幅な改善が行われた様で、通常の使用にて発熱によるパフォーマンスの低下が起きることは少ないそうだ。


購入する価値はあるか

 VRの素晴らしさを含めても連続使用40分と言う制限に対する評価は割れるだろう。少なくとも私は現在Galaxy S6やS6 edgeを所有している人、または機種変更を考えている人はGearVRを購入する価値は有ると思う。何せ2万足らずで家庭にVRがやって来るのだから。