CoDの新作となるBO3の公式トレイラーとマルチプレイの情報が公開となりました。
Call of Duty: Black Ops IIIトレイラー
http://youtu.be/58Pspqx0XGs
公開されたマルチプレイの簡易情報
・ダブルジャンプ無し(ブーストジャンプは存在)
・9種の兵科による特徴付けがなされる。
・スペシャリストと呼ばれるExoアビリティの様な物が存在。
・武器カスタマイズの拡張。より多くのアタッチメントが付けられる。
・エンブレムの他に武器迷彩クリエイト機能が搭載。
・シアター復活。
・スコアストリーク形式でカスタムはpick10形式。
トレイラーまとめ
BO2の続編。設定は2060年。兵士はAWの様に外骨格でサポートされた存在でなく、サイボーグとして肉体その物を強化・機械化されている。
こうしてサイボーグ化され兵士達には,ハッキング対策として,新たに発明された「Direct Neural Interface」(DNI)という生化学的な技術が導入されている。脳と脊髄に直接介入できる特殊装置が装着され,アドレナリンや感情などをコントロールしたり,コンピューター端末を脳波で操作したりといったことに加えて,戦場に投入された兵士同士で状況を共有するといったことまで可能になっているようだ。
「Call of Duty: Black Ops III」が正式発表。キャンペーンからマルチプレイモードまで,大きく進化したシリーズ最新作の詳細をお届け - 4Gamer.net
BO3で最も興味深いのがキャンペーンでゾンビ同様に4人COOPプレイが楽しめる様になった点だろう。BO2でもキャンペーンのリプレイ性に関しては挑戦しており、その延長として今回はシリーズ初のキャンペーンにおけるCOOP採用に至ったようだ。
ゾンビモードもあるのでマルチ対戦はちょっと苦手と言ったプレイヤー層には嬉しい話では無いだろうか。
個人的にはストーリー性が失われそうでちょっと不安ではある。特にキャラクター性に関しては魅力が薄れてしまいそうだ。
敵は「人間」とは限らない。
機械化された兵士は様々な兵装を持っている。
キャラクターの外見をカスタマイズ出来るようだ。
スライディングで高速移動する兵士。
強化された脚力で壁を走り一気に距離を詰められる。
ハイジャンプで高所への移動もお手の物。
水中でも速やかな射撃が行える。
強化された兵士は兵器に匹敵する存在に。
非常に多彩なアクションが盛り込まれており、FPSシューターの集大成とも言えそうだ。音楽の使い方も効果的。流石の一言である。(ゲーム内容関係ない誉め所だけど)
トレイラーでは判断しかねるが、もしかするとミニMAPの重要性が下がるのかも知れない。
プレイヤー達が戦場での情報をリアルタイムで共有する
その後も激しい銃撃戦が続いたが,画面には激しい戦闘が行われているホットゾーンや,敵に押されているウィークスポットなどの情報がときおり表示されていた。これらがDNIによるリアルタイムでの戦況インフォメーションであると思われる。
「Call of Duty: Black Ops III」が正式発表。キャンペーンからマルチプレイモードまで,大きく進化したシリーズ最新作の詳細をお届け - 4Gamer.net
壁走りやジャンプだけでなく、地上を走る速度もかなり速そうである。キャンペーンCOOPやマルチでミニMAPを見ながらプレイするのが厳しいプレイヤーも出てくるだろう。このシステム次第ではミニMAPの重要性は低下する予感がする。
何よりもこのシステムはeスポーツの観客が状況を把握しやすいので、少なくとも実況機能には搭載して欲しい所。
BO3に感じるeスポーツの空気
マンネリと言われ続けた反動か大きく変わり続けるCoD。近未来で機動性が高めの作品となったことを残念に思っている人も多いようだ。私はこれは避けられない事だと思っている。アメリカではeスポーツのビジネス化が推し進められており、CoDも積極的に大会を開いている。
そんなCoDは観客に対して「分かりやすい楽しさ」を提示しなければならない。大会の放送で高度な銃撃のコントロールや緻密な戦略を見て楽しめる視聴者は少ないからだ。何せ地味である。
カジュアルFPSであるCoDでは、ジャンプや派手なキルを前面に押し出した「華のあるプレイ」が大会でも求められるのだ。
私はFPS分野におけるeスポーツはCoDが覇権を握るんじゃないかと思っている。
理由は二つ。一つ目はCoDが積極的に「観客に見せる」を意識したゲーム作りにシフトしている点。二つ目が対戦FPSが苦手な層でもキャンペーン目的でゲームを購入してくれる点。
特に二つ目のキャンペーン人気はeスポーツでCoDが持つ最大の強味だろう。市場形成には一般層を取り込むのが一番だ。
CoDは誰でもある程度派手なプレイが楽しめるゲームを作り、大会で「プロのプレイ」に驚き興奮できる層の育成をしてる最中だ。蒔き続けた種がどの様に花開くか楽しみである。