人生はFPSゲーム。時々哲学。

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クソAIMの真実

 あれ?やっべ。ちょっとずれてら!

 変な意味でしっかりと噛み合って絶妙に狙いが外れるクソAIM。酷いときはぴったり敵の横を弾が通過する。その僅かなズレが直せない!

 FPSでは右(利き手)は照準を左(非利き手)は移動を担当している訳ですが、実は調節能力では左(非利き手)の方が優秀だったと言う話。(これ以降は右を利き手とします。左利きの人ご免なさい!) 

実は非利き手は優秀だった!

 利き手が何故「利き手」になるか?これって謎だったんだけれど、役割分担がその理由かもしれないって事。つまり右手の為に敢えて左手は機能を落としているわけ。

 右手は精密なコントロールから俊敏性等の点で左手に勝ってます。これは右手が片手作業に特化した為です。じゃあ左手はどうかと言うと、こちらは両手作業に特化した能力を持っていたと言う話なんです。


 おっと!当然ながらFPSは両手の共同作業!これは捨て置けない話題ですね!



 左手は右手の能力を最大限に活かす調節能力に優れているようです。特に両手の共同作業では左手の学習効果は右手の2倍!つまり左手から上手くなっていくわけです。
 同時に右手が普段のパフォーマンスがを発揮できないときは、左手は新しい行動として認識して再学習へ入る様です。右手が調子悪いと左手も駄目になるわけですね。


 あの解っていても手が動かない様な感覚はこれが原因でしょうか。イマイチ調子が悪いときは移動を重視して左手の学習効率を高めた方が復調が早いかもしれません。
 足AIMとか置きAIMは左手の仕事!まず当てやすい状態に持っていき右手の負担を軽減しましょう。
 


 最後に研究内容を元に考えたAIM上達法がこちら。

 1)動きながら狙う。
 銃を構えず大まかに敵を中心に持っていくってことですね。感覚の世界ですけどあえて言葉にするならば、左手で大まかに合わせて右手で狙いを絞る。それでズレていたら最後はもう一度左手(横移動)で整える。これがAIMの一連の流れです。
 この流れの最初の部分を特に意識しようと言う話。右手で合わせようと頑張るより上達速度が二倍ですよ。これはお徳!


 2)型を作る。
 安定した成果を得るために、きちんと決まった持ち方・姿勢を決める。調子が悪いときは指や持ち手の位置が悪い可能性は高いです。
 多くの道具は繊細な操作が可能な指の位置を最初に決めます。指の位置に合わせて手を添えるのがベスト!握ってから指の位置を決め無いように注意!
 いつでも同じ様に右手の能力を発揮出来る基盤を作ろう!


 3)ゆっくり右手で狙う。
 これはピアノやバイオリンの様な楽器の基礎練習と同じことです。ゆっくりと正確に動作を行う事が素早く正確に操作することの近道です。
 ゆっくりでも正確に操作出来ないのに、速度を上げたら正確に操作出来るわけがないのです。特に右手は正しく同じ操作を行える様にしないと左手の機能も落としかねません。
 楽器の演奏も基礎練習は欠かせない。自分自身も軽視しがちなので練習の時間を作るべきですね。




 優秀な利き手に着目しがちですが、思ってた以上に高い能力を有しているとされる非利き手。両手を上手く使って効率良く上達したいですね。