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S&Dの基本~兵力の配置~

 S&Dは敵を倒さなくても勝てるルールである。よって爆弾の設置や解除は非常に重要だ。

 特に最近の作品から入った人はCoD:GのMAPが広くて戸惑うだろう。ここ最近からするとAとBが大分離れている。
 MWやMW2の時はこれが普通だった。Aを守るとBはとても守れない。有利な防衛サイドの最大の弱点だ。

 S&Dは戦力の配置がとても重要である。MAPにも依るが防衛はAとBそしてその中央にそれぞれ二人配置が基本となる。中央の二人は状況に合わせてAやBにシフトしたり、突破して敵の背後を突く役目だ。
 A・Bの人は当然守る訳だが、守ると言うことは「時間を稼ぐ」事だ。味方が来るまで、さらに言うならタイムアップまで敵の脚を止めさせる。敵を倒すだけがS&Dじゃない。相手が不利を承知で攻めざるを得なくなったときが狩り時だ。

 逆に攻めは戦力を集中させ数的有利な状況で突破するのが最も単純で効果的な方法となる。この時に必要となるのが後詰めである。味方の背中を守り状況次第で敵の裏を突く重要な役割だ。
 攻め側は意識が前に向き後ろを取られやすい。背後からの攻撃を防がないと戦力を大きく削られかねない。特に今作はルートが多く侵入を防ぎ切れない。そこでルートの入り口でなく出口つまり味方の後ろを守る方が良い。裏に入られても倒されなければ良いのだ。


 戦力と兵力は違う。個人の能力は戦力であり、兵士の数が兵力だ。ルールによって必要とされる戦力と兵力のバランスは異なる。リスが無くキルストが出しにくいS&Dは両者が上手く拮抗している。

 S&Dでは兵力を上手く使えば戦力が劣っていても勝機がある。 

 S&Dは弱くても貢献が出来るルールなのだ。スコアに表れるだけが全てでは無い。