人生はFPSゲーム。時々哲学。

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クラン活動について

 筆者はMW3の時にCyACと言うコミュニティが運営するS&Dの大会を目指してクラン活動をしたことがある。
 クラン設立メンバーの人数では試合を組むのが難しく、非公式な試合のみで助っ人を頼んだり助っ人として参加する方が多かった。新興クランは何処も同じような実情を抱えていた。


 CoDは何度も言う様に操作を楽しむ為のゲームだ。(チャレンジの様な勝敗と無関係な物が多さが物語っている。)これは好きな車で好きなように走るドライブの様なものだ。仲間内と喋りながらだらだらと意味もなく深夜の街を走る楽しみに近い。

 その中で一部の人は試合すなわちレースをしたいと思う様になる。

 さらにそれが高まるとチューンアップしてルールを決めた試合をしたくなる。

 当然ながら思想が違うので相容れないと言うか属する集団によっては浮く。大多数がただドライブを楽しんでいるところに変な奴が紛れ混んだと言うことだ。(集団において少数派は異端でしかない。)

 どちらが正しいと言うわけでも無いのだが、お互いに白い目で眺め合う。本格的に試合をしたいならクラン活動またはBO2のリーグに入るしかない。

 同じ意識を持つ集団に入らない限り当然だが願いは叶わない。筆者はドライブ楽しんでる連中をぶち抜いても楽しくない。(ここで重要なのは本人が楽しいかであり、他の楽しみ方が間違っている訳ではない。)

 自然と楽しみ方がルール制限のあるクラン戦に向いた訳だ。研究と研鑽を重ねている仲間や相手と戦う楽しさは少なくとも筆者には別格だ。相手に敬意を持てるし感動すら覚える事もある。そしてなんと言ってもきちんとした試合は全力を尽くすに値する。

 当然だが意識に違いがある相手とばかりやっていると腕が落ちる。比較的簡単に倒せる為だ。熱意の低下は大分影響を与える。感覚的にもクラン活動をしていないBO2では腕が落ちた。(意識が下がったとも言える。)

 クラン活動に興味があるならば幾つか注意が必要だ。クランとは名ばかりの集団から研究を重ねる大会を視野にいれている集団まで様々だ。

 概ねどのクランも審査がある。成績や人間性を見られるのは就職と同じで強いクラン程厳しく審査される。(スカウトや紹介のみの場所もある。)

 入るなら新興クランが良いだろう。熱意は十分だが人数が少ない為だ。馴れ合いが目的のクランは別として本格的なクランは大手を除いて何処も人材不足に泣いている。
 一から造り上げる時は層の厚さが重要となる。人数を揃えられなければ試合の場に着けないからだ。多くの場合は歓迎されるだろう。そしてクラン創設期だと自然とクランに愛着も湧き人間関係も良好になるだろう。


 クランに属すると横の繋がりが出来る。他のクランの方々とプレイする機会が増えるのだ。そこで実力が認められれば助っ人として参加したり、複数のクランに所属するチャンスが得られる。

 クランも会社と同じだ。エース級の能力は何処も遜色無い。しかし弱小は統合したり一から人材を育てて層を厚くするしかない。幾つかのクランを渡り歩く事になるのもよくある話だ。


 今更ながらクラン活動について触れたのはCoD:Gにクランロビーが有るからだ。
 CoDエリートは完全に統合されてゲーム内からクラン作成が出来るようになる。これにより質は別として多くの新興クランが立ち上げられるだろう。
 
 ちなみにボイスチャットが無くても大丈夫な所は意外と多い。特にS&Dではテキストチャットでも意志疎通は十分である。気兼ねせず飛び込んで見ると良いだろう。

 エリートの統合に後押しされBO2のリーグよりは活発化すると予想する。
 BF4に場を移す人も少なくないのでどこまで出来るかわからないが、かつてのクランメンバーを集めてクラン戦に関しても積極的に触れていきたいと考えている。