考察サイトの殆どがTDMを対象にするのは表現するのが難しいからだ。
流動的な戦局に合わせた動きを文字で説明するのは難儀だ。TDM考察は基本的な技術を並べると様になるし役に立つので書きやすい。(自分は手抜きしておいて言うことでは無いか)
S&Dも自分のやり方を記すだけが精一杯だ。好きに内容を評価して取捨選択してほしい。
1)サーチ民の傾向を知る。
今作は質が落ちたと言われる。(と言うより過去作にバラけてしまった。)そういう意味では初心者が参加しやすくなったので積極的にプレイしてみては如何だろう?
プレイヤーは大まかに次の三種類に分けられる。
A)TDMのやり方をそのままやる人。
B)特化クラスで場を荒らす人。
C)歴戦の兵士。
Aタイプは防衛も設置も興味が無いタイプでバタバタと足音させるカモだ。S&DのDしか興味が無いので特別な対策は要らない。
Bタイプは盾やショットガン等の型に嵌まれば強いクラスを駆使するタイプで状況によっては非常に厄介だ。リズムが乱されたり意表を突かれるので侮れない。
Cタイプは動きが違う。S&DのSを知っているタイプだ。足音を聴くだけでなく、経験に裏付けられた読みの精度が高い。対応力も高くAタイプ相手なら数的不利な状況でも引っくり返す。
2)初戦こそ全力で。
互いに手の内が判らない初戦が重要だ。ロビーで相手の能力を予想した上でどうするか決定する。Bタイプは読めないので敵チームにAタイプまたはCタイプが何人居るか推測してクラスと配置する場所を決める。
どのMAPも要所を確保したチームが勝利に近づく。自分なりの最高の1手で要所の確保を目指す。
3)手札を増やす。
S&Dは使える手札の数で決まる。自分の得意な攻め方を最低2種類は持ちたい。
強い相手に要所を押さえられると途端に打つ手が少なくなる。押さえられたルートに突破口を開ける攻め方が無いと辛い。
強固に守られても突破出来る方法の開拓が重要だ。
そこでフラグとスモークを駆使して相手の懐に潜り込む。この2つを使える様になると一気にやれることが増える。
4)読み合いの精度を上げる。
読み合い(立ち回りとも言える)とは可能性を絞っていく行動の事だ。S&Dは敵・味方の数や位置そして標的の状態に大きく影響を受け他のルールより行動の選択肢が多くなる。
そこで敵の行動を予想すると共に自分の行動の結果から可能性を潰していく。この時に重要なのが相手の傾向だ。AタイプかBタイプはたまたCタイプか?相手のレベルに合わせて予想を組み立て無ければならない。
読み合いの精度の差は具体的なイメージの差であると考えている。自分がキルするイメージやキルされるイメージを何処まで持てるか。それが違いとなる。
全ルールに言えるがキルされる場面の多くは、自分に「キルされるイメージが無い」時だ。
考え付かない事をされたら対応できなくて当然だ。
5)相手を翻弄する
読み合いの項でも記したがある程度経験を積むとパターンが解ってくる。つまりキルするイメージもキルされるイメージも固まって来る。
そこを敢えてズラす。タイミングや方法を変える事で意表を突くのだ。撃ち合うとは同レベルの相手で起きる現象だ。相手の想像を越えた時は一方的に撃つだけになる。
筆者は延長戦にもつれ込む場合は敢えて得意な攻め方の一つを使わずに取って置く。それまでの試合で敵チームが自然と持ったイメージを越える為だ。
6)最後に
S&Dは別段特別な事は必要じゃない。有利な位置を取る事や死なないようにする事はTDMでもやることだ。
色々な手札を使って戦うのはDOMでも普通の事だ。読み合いなんて言うまでもない。
S&Dが他のルールと唯一違うのはチャンスが少ない点だ。当然だが失敗したらそのラウンドはおしまいだ。
だから行動の精度と質が求められる。
だからこそS&Dは楽しい。
関連リンク
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