現在のCODは真の意味ではFPSではない。CODと言うジャンルを確立している。
マリオカートと一緒である。マリオカートはレースゲームであるが、レースゲームを想像する時にマリオカートが浮かぶ人はそう多くないだろう。
マリオカートは楽しい。甲羅や星1つで順位があっさり変わる意外性が有るからだ。最後まで結果が読めない事でレースを楽しくさせている。
マリオカートがCODと違うのはレースを楽しめる点だ。CODは試合を楽しませる事を重視していない。
お祭りゲーとしてはイマイチだし、純粋なFPSとも言い難い。オマケにキルレやらチャレンジと言ったユーザーを惑わす悪魔までいる。
そこで共通認識が必要となり、「空気」が生まれた。
芋はダメ。ストパダメ。ゴーストダメ。サプレッサーダメ。アサシンダメ。戦術マーカーダメ。ショットガンダメ。チンパンダメ。
KYなんて言葉が流行するくらい人間は「空気」に弱い。いや、「空気」と戦っても勝てない事を知っているのだ。
名探偵の少年には悪いが、事実は1つでも真実は1つじゃないのだ。真実は人が決める。
世界は数の暴力で決まる。BO2の発売前に公式発表でBO2に感染ルールは無いと言う発言が有った。
いや、要らないし。その発表要るか?と当時は思った。
発表を必要とする程にMW3の感染は熱烈な人気があり大きな勢力になっていたのだ。
CODは「空気」のゲームだ。ストパダメ。なんて思った事は無かったが気付けばストパは無くなった。
駆け引きの楽しみが減ると感じているが早業は無くならない。
既に筆者はKYなのだ。空気が読めないのだろう!楽しみ方がズレている。
今はナイフで走り回ったり、飽きたら途中抜けしたりゆるーく遊ぶのが正義なのだ!
グチグチと悪態を呟いてプレイする方が悪いのである。
MW3のMITDと言うルールは全員同じクラスしか使え無かった。そしてとても楽しかった。
キルストも無く各人のプレイの幅が勝負の決め手だった。CODの楽しさを思い出せた。
BO2のリーグ同様で人気は今一つだったが。
開発者はFPSの楽しみ方を提示してくれている。しかし結局ニーズがない。
一大ブランドであり窓口となっているCODがこれではFPSの未来は暗い。