『Superliminal(スーパーリミナル)』は『トリックアート』の理論を利用したパズルゲームだ。 プレイヤーは夢を利用した『Somna Sculpt療法』と呼ばれるテストに参加し、遠近法錯視を利用したパズルを頭を捻りながら解いていく。 人に薦められゲームの冒頭を…
繋がりをテーマにした小島英雄監督の『DEATH STRANDING(デススト)』は驚きの連続だった。 当初は荷物を配送し分断したアメリカ大陸を繋げるゲームと、設定を聞いてもピンとこなかった。 そんな一抹の不安はプレイした瞬間に吹き飛ぶ。実に面白い。 どこか漂…
VR版『タイムクライシス』である『ライアン・マークス』 子供時代に映画などの影響を受け「拳銃ごっこ」を楽しんだ人は少なくないだろう。そんな空想を形にしてくれたのが『タイムクライシス』を筆頭としたガンコンゲーム達だった。 時は流れ世はVR黎明期。…
4人協力プレイが楽しい『ヘルワーダー』 人気作品の『ダークソウル』や『ブラッドボーン』を感じさせるデザインが魅力のタワーディフェンスで、最大4人で協力プレイが可能。 攻めてきたデーモンを蹴散らし平和を取り戻せという、単純明快な物語で気軽に楽し…
中世の黒死病を描く『A Plague Tale』 『A Plague Tale: Innocence (プレイグテイル)』は黒死病の災禍に見舞われたフランスを舞台に、姉弟の過酷な運命を描いた意欲作だ。 題名にあるPlague(プレイグまたはプラーグ)は黒死病(ペスト)のことである。 時は14世紀、世は…
『Jupiter & Mars』の深すぎる愛に困惑 『Jupiter & Mars』では文明が海洋に沈んだ地球を舞台に、2匹のイルカの冒険が描かれている。光で象られた海洋世界を美しいサウンドに包まれながら進む体験は印象に残る。 しかし、本作を製作スタッフ一同から全ての命…
ワールド・ウォーZの新世代ゾンビに驚嘆 見渡す限り1面のゾンビ。右を向けばゾンビ。左を向いてもゾンビ。挙句の果てに空からゾンビが降ってくる始末。 そして目の前に迫るゾンビの塊に銃弾の嵐をぶち込めばトリガーハッピーで脳死するほど楽しい。 映画『ワ…
『SEKIRO(隻狼)』で死にゲーの極致へ 難しい「死にゲー」と言えば『フロム・ソフトウェア』の『ソウルシリーズ』や『ブラッドボーン』を思い浮かべる人は多いだろう。それだけ人気を博し愛されてきたジャンルだ。 そのフロムが日本を舞台の「死にゲー」を世…
DMC5のアクションは脳髄までキマる 『バイオハザード7』の『Re:エンジン』を使い、美麗な映像で表現される『DEVIL MAY CRY 5(デビルメイクライ5)』(DMC5)。 本シリーズはスタイリッシュアクションと名付けられたゲームだ。はて、スタイリッシュとはなんだ…
フロム流VRアドベンチャー『デラシネ』は没入感が凄かった 命と時間をやり取りをする『妖精』となり子供たちの願いを聞き届けるVRアドベンチャー。 穏やかな雰囲気だが『Bloodborne (ブラッドボーン)』との関連を匂わせるだけあって、その世界はフロムらしさ…
チーム戦のバトルロイヤル『Apex Legends』 群雄割拠のバトロワに突如として現れた新星。それがチームで生き残りを競う『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)である。 『エーペックスレジェンズ』は『レジェンド』と呼ばれる様々な職業・人種・理念の参…
自分なりのGOTY2018を選出 平成最後の年となる2018年は各ジャンルで話題作が目白押しとなり嬉しい悲鳴を上げたもんだ。積みゲーマーの気持ちが分かるぜ、どころか既に幾つか積んでる始末。 甲乙つけがたいからこそ、プレイするかは『好み』が後押しする。積…
PSVRの代表作になるアストロボット かつて『THE PLAYROOM VR』のミニゲームとして登場し高い評価を得たアストロが、改めて一本の作品として登場。 ASTRO BOT:RESCUE MISSION | プレイステーション その期待を上回る完成度と豊富な体験に驚かされた。 要旨 …
PS4でスパイダーマンになれる 世界で人気のスパイダーマン。その親しみやすいキャラクターから親愛なる隣人とも呼ばれている。しかし、その激しいアクションを表現するのは容易でなく、何度も映像化に失敗してきた歴史がある。Marvel's Spider-Man オフィシ…
BO4のマルチプレイとBLACKOUTの感想 先日『Call of Duty: Black Ops 4』(BO4)のマルチプレイβテストが行われ、続いてバトロアモードのBLACKOUTのテストも開催された。 BO4は流行りを採り入れながら、CoDらしさも残しシリーズのファンが馴染みやすい作品とな…
『RUINER』が魅せるサイバーパンクの世界 『RUINER』はサイバーパンクの世界を舞台とした、過激で爽快な見下ろし型アクションゲーム。 主人公は協力者である女ハッカー力を借り、囚われの兄を救うため大企業に牙を剥く。 要旨 『RUINER』はサイバーパンクそ…
PSVRでFPSマルチ対戦が楽しめる良作 【PS4】Firewall Zero Hour (VR専用)出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント発売日: 2018/08/30メディア: Video Gameこの商品を含むブログを見る 『Firewall Zero Hour』は室内に設置されたPCの確…
PS4ProでもWQHDが使えるPixio 『PX277h』 ゲーミングモニターで人気のリフレッシュレート144Hzのディスプレイ。その中で『PX277h』はWQHDにHDR10と高性能でありながら、4万円台で買えるコストパフォーマンスに優れた製品です。 この度Pixio様から『PX277h』…
セールで迷ってる人の為に情報提供 【PS4】ARK: Survival Evolved出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト発売日: 2017/10/26メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (1件) を見る 『ARK:Survival Evolved』はMobile版も出る人気のサバイバルゲーム。『M…
描かれたジュラシックワールドの始まり ゲーム『ジュラシックワールド エボリューション』も買ったし、シリーズのファンとして見ない訳にはいきません。てな訳でネタバレ全開で感想を書こうと思います。 炎に包まれる恐竜の王国 前半はシリーズ王道の楽しさ…
ジュラシックパークを作りゲストから評価を得よう 『Jurassic World Evolution(ジュラシックワールド エボリューション)』は映画ファン向けのパーク経営シミュレーションで、『ジュラシック・ワールド 炎の王国』の恐竜も追加された。 パーク再建を任された…
Detroit:BHと合わせて面白さ倍増 『Detroit:BH』はルートによって結末がガラリと変わり演出の種類も豊富でした。その中で「あの映画に似ている!」と発見が待っていたのも面白かったです。 そこでプレイしていて私が思い出した作品を幾つか紹介しようと思い…
『デトロイト』のストーリーからrA9を考察 デトロイトを繁栄させた便利な機械だったアンドロイド。彼らは突如として命令を拒絶し意思を持つ生命だと主張しだした。 変異体と呼ばれる彼らには『rA9』の関与が疑われるが、その実態は曖昧さを残したまま終わる…
クロエとレイチェルの馴れ初めが描かれる 父を亡くし親友マックスと疎遠になったクロエは不良少女まっしぐら。つまらない毎日に絶望していた彼女は美人で人気者のレイチェル・アンバーと出会い変わっていく。 『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム…
デトロイトのEDを統計と共に振り返る TGSの試遊で魅せられ購入を決意したのは半年前。遂に発売となったデトロイトは王道の演出を豪華な映像で楽しめる上に、自分の操作が関与するので格別です。かなり面白かったです。 ただクリア後に少しモヤモヤした感覚が…
父親になる難しさが描かれる 『ゴッド・オブ・ウォー』に限らず父と息子の物語は数知れず。いつの時代も父に悩まされたり、父になれず悩む人は多いのでしょう。 父と息子のダブル主人公で進む新生『ゴッド・オブ・ウォー』は教訓的だが説教臭さはなく、どこかピ…
アンドロイドを通して人間を描く 近未来のデトロイトを舞台に人類とアンドロイドの関係を描いた意欲作。アンドロイドは人類の道具か、パートナーか、それとも天敵か。 プレイヤーの決断で物語は変化し登場人物の運命は決まる。果たしてあなたの物語り結末は…
ゲラルトと奇妙な仲間の冒険記 前回は1巻と2巻同時刊行と言うこともあり、ネタバレ控えめで記しました。今回からは気にせず書いていきます。 1巻が過去の大戦である『ソドンの戦い』の説明がメインであったのに対し、2巻は物語の転機となる『サネッド島の反…
サウンドバーでPS4Proがより楽しめる ソニー SONY サウンドバー HT-S200F 2.1ch 内蔵サブウーファー Bluetooth ホームシアターシステム チャコールブラック HT-S200F B (2018年モデル)出版社/メーカー: ソニー(SONY)発売日: 2018/01/25メディア: エレクトロ…
満足感があった『ゴッド・オブ・ウォー』 『ゴッド・オブ・ウォー』は面白かった。しかし何が面白かったのか説明するのは難しい。 一言で表現すると満足感があった。これだと思う。期待に応え、時に越えていく。そんなシーンが多かったのだ。 ここでは演出とQTE…